大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)の記事一覧
Writer: 大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)
1973年、東京都生まれ。97年に国立東京外国語大学フランス語学科卒、共同通信社に入社。ニューヨーク支局特派員、ワシントン支局次長を歴任し、アメリカに通算10年間住んだ。「乗りもの」ならば国内外のあらゆるものに関心を持つ。VIA鉄道カナダの愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。
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フェリーで日本唯一の「24時間運航」41年の歴史に幕! しかし「24時間待機」は継続中!? 一体なぜなのか
約41年間続けた「日本唯一」の24時間運航を終了した鹿児島のフェリー。しかし、運航を休止する深夜帯でも、スタッフは船に常駐しています。そこには単なる交通機関を越えた“使命”がありました。
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こ、これが無料…? 島の丘に立つ「やけに立派な展望台」360度ガラス張りの絶景! お金かかってそうなのに「ご自由にどうぞ」のワケ
世界自然遺産・奄美大島にある立派な展望台は、周辺施設が入場料を徴収するなか、なぜか無料です。背景を探ると納得の理由がありました。
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ANA系新ブランド“2年で終了”/15年続く「ピーチ」の成功 何が違う? 前トップが明かす“モーレツな時代”
ANAホールディングスのAirJapanブランドが約2年で終了する一方、LCCのピーチ・アビエーションは設立15周年を迎えます。同じANAグループで明暗が分かれた背景を、ピーチの前トップが明かした成功の秘訣から読み解きました。
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ここまで凝りまくって「1日限り」で終了!? 前代未聞「車内まるでジャングル」な電車が世田谷を走行 これぞ「本物のグリーン車」と知事
東急電鉄世田谷線で、車内をまるでジャングルのように植物で装飾した電車が1日限定で走行。東京都の小池百合子知事が「本物のグリーン車」とご満悦だった車内は、大都会を駆けていることを忘れさせる“走る公園”に仕上がっていました。
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すべて話そう…「バス停撤去しなさい!」勧告→撤去までの顚末 だから市内随一の観光地に「うちは停まらないことにした」
JR仙巌園駅前に残されたバス停が撤去され、鹿児島交通は停留所を廃止しました。同社を率いるいわさきコーポレーションの岩崎芳太郎会長が、廃止という“荒療治”に至った顛末を明らかにしました。
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これがリニアの「本番仕様」だ! 金属むき出しの“新型車”に試乗 “黙って背もたれ倒す人”とかどうでもよくなる劇的進化!?
JR東海が山梨リニア実験線に改良型試験車「M10」を導入しました。新幹線の常識を覆す「リクライニング機能のない固定いす」が採用されましたが、そこには品川~名古屋間の乗車時間を踏まえた納得の理由がありました。
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「日本海までモノレールを延ばす!」結果は“わずか8年で休止” そこまで大風呂敷を広げたワケとは? 幻の姫路モノレール
兵庫県姫路市で8年間だけ運行されたモノレールが、来年で60周年を迎えます。その背景には、日本海まで延伸する壮大な「幻の構想」がありました。
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「ぜんぶEVバスにしようと思う」 20年間“中古車だけ”のバス会社首脳が宣言! 旧型バス天国が激変? 採用メーカーは“即答”
九州には、バス愛好家にとって垂涎の的の旧型路線バス車両が多く活躍している運行会社があります。その一つのトップは今後、EV(電気自動車)バスの新車を導入して置き換えていくことを明らかにしました。
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九州へ運ばれた「常磐線の電車」使い道あきらかに 予想は的中も「ただし…」とJR九州幹部
JR東日本の常磐線で活躍していたE501系が2025年9月、JR九州へ甲種輸送され話題に。JR九州幹部は筆者の取材に応じ、その使い道を明かしました。
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「SLぐんま」の窮地を救う“大物助っ人”出動へ!? SLの代わりは“SLしかない”のか? 故障に続く脱線で全列車運休の異常事態
JR東日本の観光列車「SLぐんま」に使う蒸気機関車(SL)が脱線事故を起こし、2025年9~11月に予定していた全列車が運休する異常事態に追い込まれました。JR東日本幹部は難局を打開するため、“大物助っ人”の出動を検討していることを明らかにしました。