大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)の記事一覧
Writer: 大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)
1973年、東京都生まれ。97年に国立東京外国語大学フランス語学科卒、共同通信社に入社。ニューヨーク支局特派員、ワシントン支局次長を歴任し、アメリカに通算10年間住んだ。「乗りもの」ならば国内外のあらゆるものに関心を持つ。VIA鉄道カナダの愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。
-
LCCより安い「ウルトラLCC」って何だ!? “安かろう悪かろう”なのか? 米大手は“1年で2回の破綻”
アメリカの超格安航空会社(ULCC)大手のスピリット航空が2025年8月29日、経営破綻しました。日本では耳慣れない「ULCC」とは、どのような業態なのでしょうか。
-
「バス停移設して」「難しい」 国とバス会社の対立劇、利用者不在の“あっけない幕切れ”に
JR九州が2025年3月に開業した新駅「仙巌園」(鹿児島市)の駅前の国道上に、ポツンと残されていたバス停標識。背景には国とバス会社の対立劇がありましたが、迎えた結末は、利用者不在と受け取られかねない“あっけない”ものでした。
-
広島には「かなわない」 路面電車の駅乗り入れを控えた岡山の社長「百点満点」と激賞 岡山は何点?
広島電鉄の路面電車がJR広島駅ビル2階に乗り入れを果たしました。隣県で、同様に路面電車の駅前乗り入れを控えた岡山電気軌道社長は、これを激賞。しかし、岡山の方が優れているポイントもあるといいます。
-
“重症”の懸念あった「群馬のSL」早期復活できるかも! “2機とも戦線離脱”の異常事態に光
群馬県の名物となっているJR東日本の蒸気機関車(SL)が2025年夏のシーズン初日に故障しましたが、早期に復帰できる可能性が出てきました。修理完了後の試運転が順調に進めば、再投入できる可能性があると関係者が明らかにしました。
-
「35年現役のバス」ついに引退へ “あの頃のバス”の特徴のこす ファンに人気の生え抜き最古参車 岡電バス
岡山電気軌道が同社最古参の路線バス車両「890」号車を引退させることが明らかになりました。バス愛好家らに人気のある車両で、岡山市内でのイベントで展示予定です。
-
色帯すら不要!? “つるつるステンレス”になぜ戻した? 往年の東急リバイバル車に“とびきりの魔改造車”が
長年走った電車を、オリジナルの外観に戻すリバイバルはさまざまな鉄道会社で見られます。ただ、リバイバルした結果が「何もまとわない外観」となった電車も。それでいて中身はしっかり“魔改造”でした。
-
よりにもよってお前が…!? 故障のSLと交代「泣く子も黙る“死神”機関車」とは? JRは「払い戻します」と謝罪
JR東日本高崎支社の名物となっているSL列車は2025年夏のシーズン初日にSLが故障し、途中駅で運休して出ばなをくじかれました。一部日程の代役として緊急登板したのは、なんと鉄道ファンから「死神」と恐れられている電気機関車でした。
-
「一般人お断り」だった「すぐ帰らされる」激レア終着駅、いったい何がある!? 日本唯一「“猫”がつく駅」に行ってみた
災害のため一部区間の運休が続く黒部峡谷鉄道。現在の終点は、もともと「一般人お断り」だった駅で、なおかつ駅名に「猫」がつく日本唯一の存在でもあります。行ってみると、災害による被害の大きさを実感しました。
-
「貨物が主役・旅客は赤字」のアメリカで“とんでもない規模”の鉄道会社が誕生へ! なぜそんなに貨物が儲かる?
アメリカの貨物鉄道最大手が、同業4位の会社を買収すると発表しました。その額は約12.5兆円。旅客鉄道の業績低迷とは対照的に、アメリカではなぜ貨物鉄道がそれほど儲かっているのでしょうか。
-
電車の足回りから「妙な光が出てる…!」 特殊能力をもった“フツーの電車”増加中 その正体とは?
走ってくる電車の前照灯でも、車窓でもない「足回り」から光線を放っている車両が出現しています。照らしているのには、確固たる理由がありました。