大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)の記事一覧
Writer: 大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)
1973年、東京都生まれ。97年に国立東京外国語大学フランス語学科卒、共同通信社に入社。ニューヨーク支局特派員、ワシントン支局次長を歴任し、アメリカに通算10年間住んだ。「乗りもの」ならば国内外のあらゆるものに関心を持つ。VIA鉄道カナダの愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。
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よりにもよってお前が…!? 故障のSLと交代「泣く子も黙る“死神”機関車」とは? JRは「払い戻します」と謝罪
JR東日本高崎支社の名物となっているSL列車は2025年夏のシーズン初日にSLが故障し、途中駅で運休して出ばなをくじかれました。一部日程の代役として緊急登板したのは、なんと鉄道ファンから「死神」と恐れられている電気機関車でした。
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「一般人お断り」だった「すぐ帰らされる」激レア終着駅、いったい何がある!? 日本唯一「“猫”がつく駅」に行ってみた
災害のため一部区間の運休が続く黒部峡谷鉄道。現在の終点は、もともと「一般人お断り」だった駅で、なおかつ駅名に「猫」がつく日本唯一の存在でもあります。行ってみると、災害による被害の大きさを実感しました。
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「貨物が主役・旅客は赤字」のアメリカで“とんでもない規模”の鉄道会社が誕生へ! なぜそんなに貨物が儲かる?
アメリカの貨物鉄道最大手が、同業4位の会社を買収すると発表しました。その額は約12.5兆円。旅客鉄道の業績低迷とは対照的に、アメリカではなぜ貨物鉄道がそれほど儲かっているのでしょうか。
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電車の足回りから「妙な光が出てる…!」 特殊能力をもった“フツーの電車”増加中 その正体とは?
走ってくる電車の前照灯でも、車窓でもない「足回り」から光線を放っている車両が出現しています。照らしているのには、確固たる理由がありました。
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「路線廃止する」ついに“伝家の宝刀”を抜いた「富山地方鉄道」 世界有数の観光ルートも“分断”か? 残された時間はわずか
経営難にあえいでいるローカル私鉄が、行政の支援を得られなければ2026年秋で2線区を廃止する方針を固めました。世界有数の山岳観光ルートへのアクセス路線も対象に含まれているのには、切実な事情があります。
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「国鉄形気動車ぜんぶ置き換えます」←ここは例外!の路線とは 強味を活かせる“聖域” でも今後はどうなる?
国鉄形気動車の「王国」JR九州でも世代交代が進み、「長崎・佐賀地区は全て刷新」と発表されています。ただ、その“例外”となっている路線では、国鉄形が強みを生かせる「聖域」でもありました。
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「グリーン車を超えるグリーン車」が、なぜ“個室”じゃないの? 「それ本当に大変で…」 屈指の人気列車、想像だにしない“当初案”を聞いた
もうすぐ登場1周年を迎える観光列車「はなあかり」は、最上級クラスの“半個室”を、さながら「貸し切り美術館」のような空間にしています。着想した背景や、“個室”にしなかった理由を尋ねると、デザイナーは様々な“別案”があったことを打ち明けました。
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石破氏退陣で「サンライズ」にまた乗れる…のか? くすぶる「廃止説」実際どうなのか JR首脳に聞いた今後
参議院選挙で自民党の大敗を喫した石破 茂首相の進退が焦点となる中、首相が愛用してきた寝台特急「サンライズエクスプレス」の行方も注目されています。老朽化が進む285系車両の後継について、JR首脳に聞きました。
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ここまで化けたか~「元ディーゼル特急の豪華列車」 全席グリーン車以上の席の意外すぎる勝負どころ 「当たり前の機能がない」が出発点
全席が「グリーン車以上」の豪華列車「はなあかり」を堪能。手の込んだ広くて快適な座席ですが、特急列車などでは当たり前の機能がないことに気づきました。デザイナーに理由を聞くと、“勝負どころ”が違うことが分かりました。
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ナニコレ!? 「足元が“異様に広い”グリーン車」に乗った リクライニングし放題 魔改造で生まれた“神席”とは?
JR東日本の一部の特急には、席数限定で、前後間隔が普通車のほぼ2倍という豪華座席が設置されています。後ろの人に気兼ねせず、めいっぱいリクライニングすることもできるこの席は、“魔改造”の産物でした。