引退近づく箱根登山鉄道の「60年選手」 最終日含む2017年1、2月に貸切運行
箱根登山鉄道のモハ2形電車110号が2017年2月に引退。これを記念し、同車両を貸切運行するイベントが開催されます。
12月からは「引退記念側面表示板」を掲出
箱根登山鉄道は2016年12月5日(月)、モハ2形電車110号の引退記念イベントとして「110号貸切電車」を運行すると発表しました。
110号は1957(昭和32)年に製造(木造から鋼製車体に更新)。現在は昭和20年代後半の、青と黄の復刻塗装で運行中されています。貸切運行は箱根湯本~強羅間で、2017年1月21日(土)と1月28日(土)、2月12日(日)に実施されます。なお、2月12日(日)は110号の運行最終日です。
募集人数は各日60人。参加受付は郵便はがきです。締切は開催日順に1月4日(水)、1月11日(水)、最終日が1月27日(金)必着。応募者多数の場合は抽選が行われます。
貸切運行の車両は110号と108号の2両編成で、往路または復路で110号に乗車できます。参加費は大人620円、子供320円です(箱根湯本~強羅間の運賃が別途必要)。
また、2016年12月20日(火)から2017年2月12日(日)の運行最終日まで、110号の車体には「引退記念側面表示板」が掲出されます。
【了】
昭和32年製造で、昭和20年代後半の色に復刻ってどうよ?
製造前やんか?
この車両の製造は昭和32年。旧塗装はこの車両とは関係なく、もっと昔の昭和20年代後半に箱根登山鉄道として採用されていた塗装色と言う事だと思いますよ。
多少憶測?を交えて読めば判るでしょうが、確かにす~っと読むと「昭和32年に製造したこの車両自体が当時(昭和20年代)に運行されていた時の色に・・・」のように、同一と勘違いしやすくもありますネ!