韓国の最新鋭「K2戦車」南米で大量契約を獲得! その先に控える“さらなる大型案件”とは

ペルー国防省は2025年12月9日、韓国の現代ロテム社(Hyundai Rotem)とのあいだで、K2戦車の導入を含む重要な技術協力協定を締結しました。

ペルー海軍向けには潜水艦の輸出まで

 ペルー国防省では、このたびの契約は単に最新の戦車を導入するだけでなく、現代ロテム社がペルー国内の企業や研究機関に対し、技術移転と産業協力といったインフラ面での協力がある点を重要視したと説明しています。

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ペルーが54両の調達を決めた韓国製のK2戦車(画像:韓国国防省)。

 これにより、将来的にペルー国内でK2戦車および関連装備のメンテナンスや部分的な生産が可能となり、防衛分野における技術的自立を目指すことが可能になるとしています。

 この新しい戦略的パートナーシップを通じて、ペルー陸軍では機甲部隊の能力を現代戦に対応可能なレベルにまで引き上げる方針です。

 ペルー陸軍では、2025年現在、旧ソ連製のT-55戦車を約280両運用していますが、すでに旧式化しており、更新が喫緊の課題となっていました。同国は、21世紀初頭に中国製のVT-1A(MBT-2000)戦車の導入を検討し、評価試験まで行ったものの、パワーパックがウクライナ製であり、同国が中国に対し第三国への輸出を禁止したため、最終的にはご破算になりました。

 その後ウクライナがT-55戦車をベースに大幅なアップグレード化を図った「Tifon 2a」の導入を検討したものの、結局かなわず、いまだに旧式化したT-55を使い続けています。

 ペルーはK2を54両導入する計画です。このほかに韓国から8輪式装甲車のK808を141両調達するとしています。

 このほかにも、韓国は現在、ペルー海軍向けとして潜水艦の輸出も実施しようとしており(予備契約は締結済み)、早ければこちらも今月中に合否が発表される模様です。

 韓国製兵器は南米でも顧客の獲得が進んでいます。

【写真】K2戦車とセットで調達! これが「K808」装甲車です

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