「あ、路盤がない 護岸ごと…」 北海道のJR幹線が被災 復旧の見通したたず

JR北海道が2025年12月16日現在、根室本線の一部区間で路盤の流出が確認されたことを受け、列車の運転を見合わせています。

路盤がない、護岸もない! 社員が発見

 JR北海道が2025年12月16日現在、根室本線の一部区間で路盤の流出が確認されたことを受け、列車の運転を見合わせています。

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特急「おおぞら」。路盤流出を受けて一部運休(画像:PIXTA)。

 被災したのは根室本線のうち帯広と釧路のあいだ、海沿いを走る音別ー白糠間です。鉄道の路盤の一部が、その外側の護岸ごと流出していることを、15日にモーターカーで除雪を行っていた社員が発見しました。

 これを受け根室本線では17日以降も札幌-釧路間の特急「おおぞら」を運休し、帯広ー釧路間で当面のあいだバス代行輸送を行います。これは高速道路を利用するため、途中の池田、白糠には停車しないということです。

 このほか、14日から発達した低気圧の影響により、石北本線の上川-網走間、釧網本線の全線で運転を見合わせています。いずれの線区も再開の見込みは立っていないそうです。

【え…!】これが「北海道の大幹線」の被災状況です(写真)

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