日本初の「寝台高速バス」ついに新型登場! 空前絶後の“土禁化” 細かに超進化!? 初便でさっそく熟眠してきた!
高知駅前観光が、日本唯一のフルフラット夜行高速バス「フラットン」を運行しています。今回、新型シートを搭載したフラットンが運行を開始。初日の便に早速乗り、新型フルフラットシートの寝心地を実際に体験しました。
商売っ気がない?
乗客が乗ってきます。靴箱に戸惑いがあるようで、4人が靴を置かずに区画に行き、後で気付いて靴を置きに来ました。
バスは19時40分、高知駅前バスターミナルを出発しました。車内放送でフラットンの案内が流れ、乗務員からも肉声で補足が入ります。
ただ、「本日が新型車両の初運行です」のようなアナウンスがないことは意外でした。ウェブサイトにも掲載がないので「初運行と書いても良いですか」と、筆者が許可を得たほどです。ここについては、大きな改良をしたのですから、もっと商売っ気があっても良いように思います。
乗客は7割が女性でした。寝台区画が3方向にカーテンで覆われ、個室感が大きいソメイユプロフォンは、消灯後も他人のスマートフォン操作が気にならず、若い人たちにも支持されているのが客層でも分かります。
寝心地はかなり良く、試しに横になったところ寝落ちしてしまい、気付いたらバスは高速鳴門バスストップに。22時発で2人が乗車したところでした。車内は満席です。ちなみに高速鳴門バスストップへは、JR徳島駅を21時に出る「ボートレース鳴門」行き徳島バスから乗り継げます。
22時15分、神戸淡路鳴門道の淡路島南PAで10分休憩。15人以上が降りて、外の空気を吸っていました。
出発すると、車内はほどなく完全消灯され、真っ暗となりました。物音はほぼ無くなり、乗客は寝入っていることが分かります。
3時頃、トイレに行きたくなり最後部へ。足元灯などはなく、真っ暗の中、人に触れないよう上段寝台の床面をガイドに慎重に移動しました。
バスが新しいこともあり、乗り心地はかなり優れています。なお、衝突防止機能が強化された車両で、取材日でもセンサーで危険を察知してブレーキしていました。
翌朝、所定より10分早い4時50分に東名高速の海老名SAに到着します。ここでは番号札が配られました。早朝ですが、10人ほどが休憩しました。早く着いたので5時10分まで20分ほどの休憩でした(時刻表では10分休憩)。
そのまますんなり渋滞もなく、所定より35分早い6時25分にバスターミナル東京八重洲に到着。11時間の長旅でしたが疲れもほぼなく、新型フルフラットシートの快適さを実感しました。
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。





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