見られたらラッキー? 東海道新幹線の隠れ名物「左富士」
左側に富士山が見える場所と、そのカラクリ
「左富士」が見られるのは、新大阪駅方面へ向かう列車を基準にして、静岡駅を過ぎ、安倍川を渡ってまもなくです。
東海道新幹線はおおよそ東西方向に走っていますが、静岡駅の新大阪駅寄りでは南北方向に走る区間があり、そこで短い時間ですが、左側(東)に富士山が登場します。
ただこの「左富士」は、いつでも見られるわけではありません。気象状況によって、線路が最も接近する場所でも見られないことがある富士山。この「左富士」が見られる場所はその山からおよそ50km離れているため、現れるのは空気が澄んでいる冬など、条件が良いときだけ。そうしたことから「見られたらラッキー」ということで、「幸せの左富士」とも呼ばれます。
気象庁によると2017年1月1日(日)、静岡県の天気予報は「おおむね晴れますが、局地的な前線の影響で、東部、伊豆では昼前まで雲の広がる所がある見込み」(2016年12月31日16時38分発表)。帰省や旅行などで東海道新幹線に乗るのに、海側のA席側しかとれなかった場合でも静岡駅付近で、元日に縁起の良い「一富士」を眺められるかもしれません。
【了】
左富士は結構有名になってるから今更ネタにもならんでしょうよ。
今頃の書き込みで失礼いたします。
下り列車で品川駅を出た後の大崎駅方向への右カーブの後半で、数秒間海側の窓から富士山が見えます。
窓の大きい700系がお勧めで、日没直後に富士山が黒く浮かび上がるのを見つけるのが分かりやすいと思います。空気が澄んでいる秋から冬でないと難しいですね。