マツダ、年内に新型SUV投入か 巻き返し図る2017年、新型「アテンザ」も?

ミニバン市場がSUVを後押し?

 前述のように、2017年のマツダにSUVの強化が見込まれるのは、同社がミニバン市場から撤退する可能性が高いからです。

 マツダの「SKYACTIV」を全面的に採用した新世代商品群の新型車投入がすでに一巡している一方で、ミニバンは、2016年早々に「MPV」の生産が終了。残る「プレマシー」と「ビアンテ」も、しばらく大きな改良が行われないまま生産が続けられており、後続モデルの噂も聞かれません。

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マツダ「MPV」。初代は1988年、北米向け専用車として生産開始。国内販売は1990年より(写真出典:マツダ)。

 また2016年2月末に、マツダがミニバン撤退検討というニュースも一部メディアで報道されました。現時点では、そのニュースを肯定する公式発表はありませんが、限られた資源でラインアップを構築するマツダにとって、縮小傾向が見られるミニバン市場は魅力を感じなくとも納得できる、というのも確かです。すでに新世代商品群のラインアップで構築されつつあるSUVに注力したほうがベターな状況であり、世界的にもSUV人気が堅調なことも挙げられます。また国内でも発売前よりトヨタ「C-HR」が大きく話題になるなど、ユーザーのSUVへの関心は年々高まるばかりです。

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コメント

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1件のコメント

  1. マツダのディーゼル発想はいいんですけどね、私は日本の軽油を信用してないもんで、