「うわ、警察かよ!」覆面パトカーの“脱セダン”が加速? 街に馴染みすぎる「ステルス性抜群のクルマ」とは
警察の覆面パトカーに異変が。長年セダンが主役だった「機動捜査隊」に、人気SUV「RAV4」の覆面パトカーが続々と加わっています。ここにきて警察がSUVの大量導入に踏み切っている経緯をひも解きます。
“フツーのSUV”というのが最大の武器
機動捜査隊が用いる覆面パトカーは。警察署配備の捜査車両とは異なり、管轄を問わず広範囲を走ることから走行距離も多くなり、耐久性も重視されるため、おのずと排気量の大きい車種になります。
しかし、前出の車種のうち「マークX」「カムリ」「ティアナ」は国内販売が終了してしまい、メーカーラインナップに残るのは「スカイライン」のみ。他社を見ても、これらに該当する車種はほぼありません。
これに加えて、いまでは自家用車のメインはミニバンやSUVで、秘途性を重視する捜査用車としては市中にあふれる車種の方が活動するうえで利点が多いことから、おのずとSUVになったと推測されます。
なお、今回筆者が注目した機動捜査隊用のトヨタRAV4は、「機動捜査用車」という名目で入札告知があり、2023年度に3台、2024年度に50台が納入され各地の警察本部に配備されています。グレードは「HYBRID X」、排気量2,5リッターのガソリンエンジンにモーターアシストを組み合わせたハイブリッド仕様で、もちろん警察車両として無線機やサイレンアンプなどを搭載する改修を受けています。
このモデルはフォグランプ無しの仕様ですが、RAV4自体が売れ行きの良い人気車であること、無線用アンテナを車内につけることが多いので見た目の違和感がないことから、「キザシ」や「キャバリエ」はもちろん、「スカイライン」や「マークX」などと比べても秘匿性は抜群です。普通に公道を走っていると、よほどのマニアでない限り気づくことはないでしょう。なお、走行性能は十分高く、車内容積もある程度広いため、使い勝手も悪くないようで、そういった観点から今後もSUVベースの機動捜査車両は増えると思います。
実際、2026年1月下旬、136台分の機動捜査用車の入札が告知されているので、もしトヨタが落札したら最新型、6代目モデルのRAV4がベースの覆面パトカーが登場するかもしれません。





コメント