10人に1人が「いつきっぷ使ったか覚えていない」 少数派の“きっぷ利用者”が“あえて使う”場面とは? 「混雑時はあえて買う」って!?
乗りものニュースでは読者アンケートを実施。近年では利用者の少ないと思われる鉄道の「きっぷ」ですが、全く使われなくなったとはわけではないようです。
「振替輸送」の対象はきっぷのみ
また、振替輸送への備えとして、あえてきっぷを利用しているという意見も多く挙がりました。
「基本ICカード、混乱時は振替輸送に備えて紙のきっぷを購入」(60代・男性・首都圏在住)
「遅延が多いため。きっぷだと振り替え輸送の対象になる」(40代・男性・近畿在住)
「カードは振替乗車ができないなど非常時に不利」(20代・男性・近畿在住)
アクシデント発生時にきっぷを購入しているという声や、遅延の多い路線を利用しているため日常的にきっぷで鉄道を利用しているという回答者もいました。
トラブルによる遅延や運行不能が発生した際、所持している乗車券の乗車区間を、指定された別の輸送機関で追加運賃なしに利用できるのが「振替輸送」です。しかし、ICカードでの改札通過は原則として振替輸送の対象外となっています。
鉄道の振替輸送がきっぷに限られる理由は、振替輸送の条件として「改札通過時点で運賃が確定していること」が求められるためです。
きっぷは乗車区間に応じた運賃を事前に支払いますが、ICカードなどは改札を出た時点で運賃が確定する仕組みとなっています。
「将来的にきっぷから置き換えるのであれば、ICも振替輸送の対象にしてほしい」(30代・男性・首都圏在住)
「ICカードの残高で乗っても振替輸送の対象になって欲しい…」(40代・男性・中部在住)
こうした制度を踏まえ、今後きっぷの取り扱いが縮小・廃止されるのであれば、ICカードなどでも振替輸送の対象となるようなシステム整備を求める意見が挙がりました。
「現金全廃ではなく、何らかの形で維持して貰いたい」(60代・男性・首都圏在住)
「スマホが使えない場合も考えて切符、券売機は残して欲しい」(50代・男性・近畿在住)
「旅の記録として残る“何か”は、残して欲しい」(50代・男性・首都圏在住)
また、モバイルSuicaなど、スマホを使った鉄道利用が進む一方で、きっぷや現金利用の継続を望む声も少なくありません。特に旅行者からは、旅の記念として手元に残る点を理由に、きっぷの完全な廃止には否定的な意見が目立ちました。





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