「逃げるなコラ!」 カリブ海からインド洋まで“執念の大追跡劇”に終止符 アメリカ軍が「怪しいタンカー」を臨検

アメリカ国防総省は2026年2月15日、インド洋にて石油タンカー「Veronica III」に対してアメリカ軍の部隊が「臨検、海上阻止並びに乗船」を行ったと発表しました。

カリブ海から追跡を実施

 アメリカ国防総省は2026年2月15日、インド洋にて石油タンカー「Veronica III」に対してアメリカ軍の部隊が「臨検、海上阻止並びに乗船」を行ったと発表しました。

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Veronica IIIに対する臨検に向かうアメリカ軍部隊(画像:アメリカ国防総省)。

 Veronica IIIは、2026年1月3日にベネズエラを出航し、2月15日時点ではマレーシア沖合の国際水域を航行していたとみられています。アメリカ国防総省によると、Veronica IIIはAIS(自動船舶識別装置)を切ったり、船籍を偽装するなどしてアメリカによる制裁を回避し、ベネズエラやイラン、ロシアなどの間で石油を輸送していたとみられています。

 アメリカ国防総省によると、アメリカ軍はVeronica IIIの動向をカリブ海を航行している時点から監視していたといい、同船に対する臨検を公表した同省公式Xの投稿にて「距離はあなたを守らない(Distance does not protect you)」「国際水域は聖域ではない。陸、空、海を問わず、私たちはあなたを見つけ出し、正義を実現する(International waters are not sanctuary. By land, air, or sea, we will find you and deliver justice)」などと述べています。

 ちなみに、アメリカ軍は2月9日にも同じくカリブ海から動向を監視していた制裁対象のタンカー「Aquila II」に対してインド洋で臨検を実施しており、今回はインド洋における2例目の臨検実施となります。

【画像】ヘリコプターによる臨検の様子を画像で

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