釧路のSL列車、ディーゼル機関車に変更 車輪に傷で使えず JR北海道
原因は車輪の「傷」 なぜ?
今回、牽引車両が変更された理由は、JR北海道によると、2月9日(木)の運転終了後に行われた検査において、「C11-171」の車輪に、運転できる基準を超えた傷が発見されたからとのこと。「ブレーキ時の滑走によるものと思われる」といいます。
直径800~860mmである通常車両の車輪であれば、札幌や函館の車両基地にある専用の旋盤で修繕できますが、SLの車輪は直径が1520mmと特殊であるためそれができず、本州のメーカーに車輪を送る必要があるということです。
このため「SL冬の湿原号」はディーゼル機関車の牽引に変更されますが、列車の運転日や時刻、区間、客車編成などは変更されません。JR北海道は「SL車両での運転を楽しみにされていたお客さまに深くお詫び申し上げます」としています。
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