列車の逸脱を防ぐ対策、山陽新幹線・姫路~博多間でさらに推進 JR西日本

山陽新幹線の姫路~博多間において、列車の逸脱を防ぐ対策の整備対象区間が拡大します。

 JR西日本は2017年2月15日(水)、山陽新幹線・姫路~博多間における逸脱防止対策の整備計画を拡大すると発表しました。

 山陽新幹線における地震対策として、JR西日本は早期地震検知警報システムの導入や、構造物の耐震補強工事を進めています。2011(平成23)年10月からは新大阪~姫路間で「逸脱防止ガード」の設置に着手し、2015年12月に整備を完了しました。

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新幹線の線路に設置される「逸脱防止ガード」のイメージ(画像出典:JR西日本)。

「逸脱防止ガード」は、列車が脱線しても車輪がこのガードに引っ掛かることで、大きく逸脱することを防ぐというものです。線路の内側に設置されます。

 2016年度から、姫路~博多間の優先順位の高い一部区間(上下線計110km)で引き続き逸脱防止の取り組みが行われていますが、今回、新たに同区間の上下線計175kmの区間も整備対象に加わります。工期は2029年度までです。

 なお、山陽新幹線を走る車両に対しては、脱線時にレールに引っ掛かるよう突起型をした「逸脱防止ストッパ」が台車に取り付けられています。この対策は2015年度末時点で完了しています。

【了】

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