カーフェリー「防災」も重要な役割に 進む災害対応力の強化、その内容は

災害時に民間客船がさまざまな支援に機能することは、これまでに実証されていますが、本格的な災害対策船としての機能を備えたフェリーも登場しています。津軽海峡フェリーの新造船「ブルーハピネス」もその1隻です。

新造船「ブルーハピネス」お披露目

 カーフェリーは将来、「観光」「モーダルシフト(貨物輸送の方式をトラックから大量輸送機関である鉄道や海運へ転換すること)」というこれまでのものに加えて、「防災設備」の役割も必須になるかもしれません。そんな可能性を示すフェリーが完成し、2017年3月1日(水)に横浜港でお披露目されました。

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2016年9月28日、内海造船 瀬戸田工場にて行われた「ブルーハピネス」の進水式(画像:津軽海峡フェリー)。

 いつもは豪華客船のターミナルとして活用されている横浜港大桟橋客船ターミナルに登場したのは、広島県の内海造船で竣工したばかりの「ブルーハピネス」。津軽海峡フェリー(北海道函館市)が所有する8800総トン、乗客定員583名、トラック71台または乗用車230台積みのカーフェリーです。3月11日(土)より、函館港~青森港間を3時間40分で結ぶ輸送サービスに従事します。

 津軽海峡フェリーには、これで「ブルーマーメイド」「ブルードルフィン」と同型3隻がそろいます。これらの船は、通常のフェリーとしての機能に加え、バリアフリー仕様で、巨大地震や津波といった災害時には支援船になれる能力も持っており、本格的な災害対策船の登場としても注目を集めています。

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コメント

1件のコメント

  1. いやいやいやいや、いざというとき定期航路からほいほい外れられるか?乗客対応は?搭載貨物は?今までいったこともない港に簡単に入れるのか?単にお題目で終わりそうな気がしますが。