カーフェリー「防災」も重要な役割に 進む災害対応力の強化、その内容は

津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」登場、そこにある3つの意義とは?

 横浜港での「ブルーハピネス」お披露目セレモニーで挨拶に立った国土交通省の羽尾一郎海事局長は、同船の3つの意義を強調しました。

 ひとつは、道南、青森地域を訪れる観光客の増加を促進させることです。インバウンド客の受け入れ拡大など国を挙げて観光振興を進めているなかで、北海道新幹線の開通もあって道南、青森は広域観光地域として注目されており、この地域は昨年、前年比25%も立ち入り客が増えました。この動きを加速させる役割が期待されます。

 ふたつ目は、地球環境対策やトラック運転手の不足対策として進めて来た貨物輸送のモーダルシフトを加速すること。そして最後、もっとも強調したのが「災害対応での活躍」です。

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「ブルーハピネス」は船尾にもランプがあるが、横浜港ではサイドランプを下ろしていた(2017年3月1日、若勢敏美撮影)。

「災害列島」――日本列島はこんな異名を付けられるほど自然災害が多く、これからも多発する可能性が指摘されていますが、そうした災害時にフェリーや客船などが海からの支援ルートとして大きな役割を果たしています。支援物資の輸送、お風呂や食事の提供といった被災者支援など、東日本大震災や熊本地震においてフェリーや客船が機能することは実証されています。

 しかし実際に災害が起きたとき、これら民間客船は定期航路に就航しているため、すぐに支援へ駆けつけることができないといった制約があります。加えて、被災者への医療や食事の提供、自衛隊など救援部隊の輸送、救援装備の輸送など、あらかじめそうした役割を担うことが想定されていない場合、民間客船ではハード面でもソフト面でも対応できない場面がありました。

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コメント

1件のコメント

  1. いやいやいやいや、いざというとき定期航路からほいほい外れられるか?乗客対応は?搭載貨物は?今までいったこともない港に簡単に入れるのか?単にお題目で終わりそうな気がしますが。