日産を変えたカルロス・ゴーン氏、CEO退任までの18年間の功罪

ゴーン氏が日産CEOを退任しました。経営危機に陥っていた日産はこの18年間でどのように息を吹き返し、そしてどう変化したのでしょうか。

カルロス・ゴーン氏、日産CEOを退任

 2017年2月23日(木)、日産は同社CEOがカルロス・ゴーン氏から西川廣人氏に変わることを発表しました。ゴーン氏は引退ではなく、ルノー・日産・三菱自動車のアライアンス全体を率いることに。つまり、階段をさらに一歩上に上がったのです。

Large 20170321 01
2014年6月、日産自動車の第115回定時株主総会に臨むカルロス・ゴーン氏(画像:日産自動車)。

 そんなゴーン氏の率いる、ルノー・日産・三菱自動車のアライアンスにおける2016年の自動車販売数は約996万台でした。気がつけば、業界トップ2のフォルクスワーゲン(1031万台)とトヨタ(1017万台)に、あと少しで手が届くところまできています。カルロス・ゴーン氏が日産にやってきた1999(平成11)年のころを考えれば、なんという違いでしょう。当時の日産は、まさに倒産寸前だったのです。

 ゴーン氏がやってくる直前の日産の「1998年の実績(見込み)と1999年の計画」には、当時の日産は年間約280万台を生産し、そのうち約100万台を日本国内で販売していることが記されています。しかし、1998(平成10)年の生産は前年比マイナス8.6%、国内販売はマイナス13%という非常に厳しい状況です。国内シェアは約20%。かつてはトヨタと覇を争っていた日産ですが、90年代は日産にとって没落の時代となっていたのです。

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. 倒産寸前ねー、フーガとかスカイラインの価格とかセレナのフルチェンデザインみてると今でも十分倒産寸前のイメージだけどね,

  2. 確かにゴーンさんは日産を変えた実力者ですが、外人特有の個人主義的な無責任が今回の検査トラブルを引き起こしたのです、完成車の最終検査は日本だけで発売する車両だけということが外国人の頭では理解できなかったのでしょう。連帯責任と言う観念を持たない外国人だから日本の法律を甘く見た結果、せっかく改革したはずの会社の信用を失墜させてしまったのです。

    日産も「うちの車は鉄板が分厚いから安全」なんて謳い文句を営業マンに教育しているようじゃだめでしょ。

  3. 新型リーフ買いました。次世代自動車最高。

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  4. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  5. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?