一部不通の秋田内陸縦貫鉄道、4月29日に全線で運行再開

秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の阿仁前田~阿仁合間が、2017年4月29日から運行を再開します。この区間は雨と融雪により路盤崩落の恐れが生じ、2月から不通になっていました。

2月17日に土砂崩れが発生

 秋田県の鷹巣~角館間94.2kmを結ぶ第三セクター、秋田内陸縦貫鉄道は2017年4月25日(火)、秋田内陸線・阿仁前田~阿仁合間7.8kmの運行を4月29日(土・祝)から再開すると発表しました。

 2月17日、雨と融雪により、小渕駅(秋田県北秋田市)から900m南の、阿仁川河岸と線路のあいだで土砂崩れが発生。線路の路盤も崩落する恐れが生じたため列車の運行は中止され、翌日から阿仁前田~阿仁合間でバス代行輸送が行われてきました。

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2017年4月29日に全線が復旧する秋田内陸線(画像:photolibrary)。

 このたび、秋田県による復旧工事が完成し、線路施設の整備と車両の試運転も28日(金)に終わる見込みといいます。

 秋田内陸縦貫鉄道は「ゴールデンウィーク初日からの運行再開に、関係者の皆さまのご支援とご協力により全線運行が再開できる喜びに深く感謝を申し上げます」としています。

【了】

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