『エロマンガ先生』大空へ イー・フライトアカデミー、「痛飛行機」でフライト実施(写真24枚)

「痛車」ならぬ「痛飛行機」が空を飛びます。実施するのは飛行訓練学校イー・フライトアカデミー、描かれたのはTVアニメ『エロマンガ先生』のキャラたちです。どのような経緯で実現に至ったのでしょうか。

『エロマンガ先生』、空を飛ぶ

「痛飛行機(いたひこうき)」が日本の空を飛行します。飛行訓練学校イー・フライトアカデミー(佐賀県佐賀市)はアニプレックス、KADOKAWA、アスキー・メディアワークス各社と提携し、2017年5月現在放映中であるTVアニメーション『エロマンガ先生』のキャラクターを描いた「痛飛行機」が西日本各地を巡るキャラバンツアーを5月22日(月)に実施、また5月27日(土)には地上にて機体の一般公開を行うと発表しました。

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イー・フライトアカデミーと『エロマンガ先生』のコラボで実現した「痛飛行機」(画像:イー・フライトアカデミー)。

 いわば、二次元美少女キャラを車体にあしらう通称「痛車(いたしゃ)」の、飛行機版です。痛飛行機の実現は、元航空自衛隊F-15パイロットにして現在はイー・フライトアカデミー代表を務める船場 太さんの念願であったといいます。船場さんは今回の企画を発案したその動機について、次のように話します。

「私が航空機使用事業会社所属の会社員だった数年前に、TVアニメーション『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とのコラボレーションを企画しました。しかしそのときは営業担当ほか、全員からバカにされて断念せざるをえませんでした。今回は『エロマンガ先生』が公式コラボレーションを募集していたこともあり、ラッピング飛行機(痛飛行機)製作という話を進めることができました」

 機体は、パイパー社製PA-46型機、通称「マリブ」とよばれる小型双発機であり、East Asia Air所有機をイー・フライトアカデミーが借り受けたものです。小型航空機の新しい活用方法として、また、一般の方々にはあまり認知されていない小型航空機業界を広く知ってもらう、特に若年世代が航空業界に興味を持つことを期待して製作されました。

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コメント

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1件のコメント

  1. 「パイパー社製PA-46型機、通称「マリブ」とよばれる小型双発機であり…」
    PA-46型機は、単発機では無いでしょうか?