『エロマンガ先生』大空へ イー・フライトアカデミー、「痛飛行機」でフライト実施(写真24枚)

「痛車」ならぬ「痛飛行機」が空を飛びます。実施するのは飛行訓練学校イー・フライトアカデミー、描かれたのはTVアニメ『エロマンガ先生』のキャラたちです。どのような経緯で実現に至ったのでしょうか。

ただの飛行機がこんなに可愛いわけがない 周囲の反応は

 PA-46の左側には『エロマンガ先生』のキャラクターたちが描かれていますが、右側にはかつて頓挫してしまった『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』のキャラクターたちも描かれています。

 痛飛行機の実現にあたっては、やはり技術的な課題もあったそうです。

「機体が大きく、前後に長いので全体デザインが非常に難しかったこと、また180ノット(350km/h)で飛行するので、痛車製作に実績のあるのらいも工房さんの全面協力を得ながら、ステッカー材質を吟味することに大変気を使いました」

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イー・フライトアカデミーの船場さん(画像:イー・フライトアカデミー)。
画像:イー・フライトアカデミー

 一方で、かつてのように一笑に付されるようなことはなく、「幸いにも、製作は社員全員がノリノリでした」といいます。

「デザイン案を決定する際は色々な案が飛び交い、全員真面目に作業に取り組んでくれました。作業は佐賀空港で進めましたが、ご覧になったみなさん、第一声は『かわいいー』ですね」

 船場さんは周囲の反応について、「やや苦笑している感もあるにはありますが」としつつも、「『なんか面白いことをやっている』という好意的な認識を持ってくれていると思っています」と話します。

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コメント

1件のコメント

  1. 「パイパー社製PA-46型機、通称「マリブ」とよばれる小型双発機であり…」

    PA-46型機は、単発機では無いでしょうか?