なぜ帆船なのにエンジン搭載? 「日本丸」はダイハツ製エンジン その使い道とは(写真17枚)
メキシコ海軍の帆船「クアウテモク号」が日本に寄港しました。帆に風を受け走るのが帆船ですが、現代のそれはエンジンも積んでいるそうです。どのようなときに使われるのでしょうか。
メキシコ海軍「クアウテモク号」が東京へ
メキシコ海軍の練習帆船「クアウテモク号」が2017年9月6日(水)、東京湾の晴海ふ頭に寄港しました。メキシコの憲法制定100年を記念した世界一周の航海中で、日本では当初神戸港に寄港する予定でしたが変更になり、東京港への寄港となりました。メキシコ海軍の艦艇が訪日するのは8年ぶりのことで、今回で8回目となります。
同船は乗組員233人で、排水量1800トン、帆走時の最大速度は時速13ノット(およそ24km/h)といいます。今年2月にメキシコ南部のアカプルコを出発し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの12か国、15の港に寄港した後、11月にメキシコへ戻るスクジュール。東京の次は米・ハワイのホノルルへ寄港予定とのことです。
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ところで、帆船というと風の力だけで進んでいるイメージですが、実際はどうなのでしょうか。
「クアウテモク号」には推進力を得る手段として、大きな3本のマストがあるほか、実際には1125馬力のエンジンを搭載しています。
このエンジン、どのような時に使われるのでしょうか。
>時速13ノット この表現でいいのんか?
速度を時間で割ってるから加速度?
間違いはありません。ノットというのは1時間に進む距離の単位(海里ともいいます。)で、1カイリイコール1.825キロを1時間で進むので時速1ノットとなります。ちなみに秒速に直すと毎秒約0.5125mとなります。詳しい話はまた後程。
加速度ではないです。先のコメント誤り。時速13ノットという表現は確かに変です。申し訳ありませんでした。
アステカの王さまの名前っぽいな
ちなみにアステカ王繋がりでメキシコでは
下痢の事をモクテスマの復讐と言うらしい
確かに離岸、着岸や港内はエンジンだよね、港でイベントなどで帆を張ると風の影響を診てタグが補助に付くなんぞは風の力はすごいんだね
先のコメントに関して訂正事項。時速13ノットという表現は明らかな間違いです。お詫びして訂正いたします。申し訳ありませんでした。
ちなみに、ノットの語源は、大昔船の速さを測るために一定間隔の結び目(=ノット)を付けたロープを海に投げ込み、いくつの結び目まで流されたかを調べたのが最初のようです。
また、陸上マイル(約1.6キロ)と海上マイル(約1.8キロ)は距離が違うため、注意が必要です。航空では海上と同じくチャートを使う関係で、陸上でも海上マイルを使っています。
なお、帆船なのにエンジンがある、とありますが、そもそも大昔は蒸気機関の燃費や信頼性が物凄く悪かったため、最初は帆走不能時の緊急用としてエンジンを用い、後にはエンジン故障時の予備として帆走を用いてました。
また、現在では帆船といえども国際航海に必要な通信装置、レーダー、緊急装置、それ以外でも電気電灯などを扱うために発電機は必須です。
将来的には、発電用エンジンと推進用エンジンを統合できる電動推進の帆船ができるかもしれません。
ちなみに、13ノットというのは船としては割合普通に出してます。
ああそれはですね・・・
殺しのトリックを仕込むためですよ、ウフフ・・・。
(西村京太郎著『赤い帆船』参照。)
先代日本丸のエンジンは池貝製。
横浜で見た。
豆な。
スタン・ハンセン
ヘリー・ハンセン
イェーネ・ハンセン
時々、この広い海のどこかしらかで、船と船とがお相撲をしてくれます。保険金目当てだろうと思われてしまいますので、お気を付け下さい。
最近はやりのA I なども、安全運行には一役かえるのかな。風でも読ませてやって見て下さい。