パンタを下げて走り出す 大容量バッテリー搭載の蓄電池電車、広がるか(写真18枚)

パンタグラフで架線から電気を受け、モーターを回し走る電車。しかし近年、架線がない区間でも走れる「蓄電池電車」が登場しています。いわば電気自動車のようなもので、メリットもあれば、課題も存在。今後、広がっていくのでしょうか。

蓄電池電車は今後、広まっていく?

 JR九州はこのBEC819系「DENCHA」を2016年10月より、北九州市内を行く非電化の若松線(筑豊本線)を中心に運行。1回あたりの非電化区間走行距離は21.6kmです(折尾~若松間の往復)。

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JR東日本が導入した「DENCHA」の兄弟車、EV-E801系(画像:JR東日本)。

 またJR東日本が「DENCHA」の兄弟車EV-E801系を導入し、2017年3月より秋田県内で走らせているほか、2014年3月から、栃木県内で直流電気用の蓄電池電車EV-E301系を運用しています(「DENCHA」は交流電気用)。

 このように近年、蓄電池電車の活躍が広がっていますが、バッテリー走行できる距離や車両価格といった課題も存在。上り坂が多い路線では、バッテリー消費も多くなります。

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豪華寝台列車「ななつ星in九州」などと同様に“水戸岡デザイン”のBEC819系「DENCHA」車内(2017年9月、恵 知仁撮影)。

 BEC819系「DENCHA」の運用拡大について、JR九州によると「適切な場所があれば」とのこと。ちなみに「DENCHA」は、「“D”UAL “EN”ERGY “CHA”RGE TRAIN」の略です。

【了】

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Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

2件のコメント

  1. これって門司ー下関 間の交直流区間の対策になるって事でしょうか?

  2. 関門トンネル対策ですか。そういえばJR九州って交直流電車開発してない。

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