ミキティ絶賛、ヤマハの電動アシスト自転車「PAS」がフルモデルチェンジ
見た目と実用性を兼ね備えたデザイン
藤本さんも言うように新しい「PAS With」シリーズは、ハンドルから後輪へ延びるワイヤーをフレームに内蔵し、スッキリとした曲線を描いています。この曲線によりまたぎやすさも実現しており、見た目と実用性を兼ね備えたデザインといえるでしょう。
なかでも、ミドルグレードの「PAS With DX(パス ウィズ デラックス)」はレザ―調のグリップ、藤かご風の編み込みが施されたバスケット(前かご)など、素材にも注力したといいます。ボディカラーは軽快さと楽しさを表現したスタンダードモデル、華やかさと柔らかさをイメージしたDX、メタリック調のSP(スーパー)、3グレードあわせて18色をラインナップします。
バッテリーの走行アシスト距離は、15.4Ahを搭載するSPで最長100km、12.3Ahを搭載するDXとスタンダードで最長76kmとなっており、最も強くアシストを利かせるモードでも、それぞれ59kmと48kmとなっています。アシストする力もSPのほうが強く設定できるのですが、スタンダードモデルでも十分なようで、発表会ののち開かれた試乗会では、そのスタンダードモデルにまたがった何人もの報道関係者が、地下駐車場の実に急な坂道を座ったまま軽々と上りきっていました。
価格は11万8800円(税込)より。ヤマハ発動機はシリーズ全体で、年間6万6000台の国内販売を見込みます。
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