叡電の新観光用車両「ひえい」3月デビュー 叡山本線で火曜除き毎日運行
京都の叡山電鉄に、新しい観光用車両「ひえい」がデビューします。叡山本線で火曜を除く毎日運行される予定です。
乗車は普通運賃だけでOK
叡山電鉄(京都市左京区)は2018年1月26日(金)、観光用車両「ひえい」が3月21日(水・祝)にデビューすると発表しました。
「ひえい」は、比叡山へのアクセス路線である叡山本線(出町柳~八瀬比叡山口)で運行される予定です。叡電によると、愛称は、1997(平成9)年に登場した展望列車「きらら」と同じくひらがなとすることで、分かりやすさと親しみやすさを持たせたといいます。
車両は既存の700系電車1両を大幅に改造。外装は、比叡山や鞍馬山の持つ歴史やイメージを、楕円のモチーフで表現するとしています。座席はバケット式を採用。照明はLEDダウンライトを採用することで、これまでの叡電車両とは違った非日常感を演出しています。
八瀬比叡山口側のドア付近には、車いす、ベビーカースペースを1か所設置。車内外の行先表示器などは、日本語のほか、英語、韓国語、中国後に対応します。
「ひえい」は乗車区間の普通運賃だけで乗車が可能。特別料金は不要です。火曜を除く毎日、定期列車の一部として運転されます。なお、初日の3月21日(水・祝)は、出町柳12時22分発、八瀬比叡山口12時44分発から運転される予定です。
叡電は「京都中心部から気軽に行ける、身近な自然空間『八瀬・比叡山』へ。今春はぜひ『ひえい』でお出かけください」としています。
【了】
ロングシートかよ…
近距離だしクロスいらなくね?
どう楕円で表現したのかよく解らないけど、思い切ったデザインだな
ロングシートは、八瀬比叡山口までの近距離運用で通勤通学客も載せるなら単行だしまあ仕方ないでしょう。