空の上のビール、ラーメン、ほんまかいな…? 飛行機の通過点「ウェイポイント」とは

誰が名付けたウェイポイント?

 このようなユニークな名前は、誰が命名しているのでしょうか。航空管制を管轄する国土交通省航空局は「国土交通省航空局の担当(管制課空域調整整備室)が関係する管制機関の航空管制官等と位置や必要性、名称について相談したうえで設定します」と説明します。

「(ウェイポイントの名称は)『アルファベット5文字であること』『近くに同じ名称のウェイポイントがないこと』などICAO(国際民間航空機関)が定めているルールに基づいて決まります」(国土交通省航空局)

 確かに「ポテト」はローマ字で「POTETO」ですが、ウェイポイント名は「POTET」となり、ビールの銘柄「YEBISU」は「EBISU」になっています。

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飛行経路が掲載された航空地図。西日本上空を網の目のように航空路が設定されていることがわかる(画像:国土交通省航空局)。

 ユニークすぎる名前についても理由があり、管制官とパイロット間の意思疎通が円滑かつ確実に行われるための工夫のひとつだといいます。上空には多くの経路が設定されており、同時に非常に多くのウェイポイントが存在するため、地名、名産品や名物の名称など「印象」の要素も考慮して命名しているとか。

「ウェイポイントの名称は、管制官とパイロットの間の音声通信で使用されることも多いため、『発音しやすいこと、聞き取りやすいこと、他と混同(誤解)しにくいこと』などが重要になります」(国土交通省航空局)

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航空路が示されている航空管制レーダー画面の一部(訓練で使用するシミュレーター用に作成されたもの)(国土交通省ウェブサイトの掲載画像を加工)。

 ネーミングは変更される事もあり、経路の位置が変更になった場合や、珍しい例として外国のパイロットから発音しにくいなどの指摘を受けた場合には、安全の観点から変更することもあるといいます。

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コメント

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4件のコメント

  1. 外国ではどういうのがあるの?

  2. 自宅(北区)近くに羽田や成田から、韓国、中国、北陸、山陰、北九州方面のウェイポイントがあり、羽田のジェット機は4,500、成田からは9,00m上空を通過していく。マア、マア、うるさい。
    時々、羽田に混雑で着陸出来ないのが、1,500mで飛んで行く。こいつは、本当にうるさい。
    以上は、フライトレーダーでスマホから分かった事。
    羽田に北からの空路が新設されたら、目黒区、渋谷区、品川区、大田区では、相当うるさくなるだろうな。
    都内では、一部地域にしか関係なかった羽田飛行機騒音問題。相対的に恩恵を受けていた、これらの地域に方々にも負担が出てくるだろう。

  3. 今後も愛嬌と子供心に溢れるネーミングを営んで貰おう

  4. JETでGO!を思い出した。