空の上のビール、ラーメン、ほんまかいな…? 飛行機の通過点「ウェイポイント」とは
飛行機にも通り道があり、分岐点などには名前が付けられていますが、あまりにユニークすぎる名前が散見されます。ビールの銘柄や食べ物などにちなんだ名前などが、なぜ付けられているのでしょうか。
空の上のユニークすぎる「ウェイポイント」
航空機は安全に効率よく飛行するため、上空には飛行機の通り道「航空路」が定められています。飛行機は空港を離陸してからSID(標準計器出発方式)で定められたルートを経て、航空路へと合流します。着陸の時はSTAR(標準到着経路)を経て空港へ着陸します。
その際、航空路の分岐点や空域の境界などに「ウェイポイント」と呼ばれる地点が設定されており、管制の指示によって航空機がポイントを通過します。
航空路は「Y20」とか「R220」などアルファベットと数字の組合せで表記され、ウェイポイントは「URAGA」とか「MIURA」のようにアルファベットで表記されます。おおむねウェイポイントは、地域に関するネーミングが多いのですが、そのなかにはとてもユニークな名前があります。
たとえば、関西にある「HONMA」と「KAINA」は、合わせて「ほんまかいな」と関西弁。九州から中国へ向かう海上には「GOMAR」、「AZUKI」、「POTET」、「ONIKU」、「LAMEN」と、食べ物の名前が続いたり、福岡空港周辺には「KIRIN」、「MALTS」、「EBISU」、「LAGAR」とビールに関する名前がそろったりしています。
外国ではどういうのがあるの?
自宅(北区)近くに羽田や成田から、韓国、中国、北陸、山陰、北九州方面のウェイポイントがあり、羽田のジェット機は4,500、成田からは9,00m上空を通過していく。マア、マア、うるさい。
時々、羽田に混雑で着陸出来ないのが、1,500mで飛んで行く。こいつは、本当にうるさい。
以上は、フライトレーダーでスマホから分かった事。
羽田に北からの空路が新設されたら、目黒区、渋谷区、品川区、大田区では、相当うるさくなるだろうな。
都内では、一部地域にしか関係なかった羽田飛行機騒音問題。相対的に恩恵を受けていた、これらの地域に方々にも負担が出てくるだろう。
今後も愛嬌と子供心に溢れるネーミングを営んで貰おう
JETでGO!を思い出した。