カーフェリー復権なるか 「休息できる」トラックで盛況 高速道路からの転換加速
カーフェリーの需要、特にトラックを中心とする自動車の輸送実績が伸びています。フェリー業界は近年、高速道路との競合などで大きく需要を落としていましたが、復調の背景には何があるのでしょうか。
トラック会社も「船を使え」
片道300km以上を運航する長距離フェリーの需要が伸びています。
長距離フェリーは全国に8社14航路(離島航路を除く)、このうち5社8航路が九州に発着しています。九州運輸局が2018年1月に発表した、5社8航路の2017年度上半期輸送実績によると、前年同期と比べて旅客は3.6%、車両は4.3%増加。うち車両については2015年度同期から3年連続で増加し、9年ぶりに60万台を突破しました。なお2016年度1年間の輸送実績としては、5社8航路合計で旅客約160万9000人、自動車約117万5000台です。
大阪~別府、神戸~大分、大阪~志布志(鹿児島県)の3航路を運航するフェリーさんふらわあ(神戸市東灘区)によると、「特に平日は、全便でトラックの枠がほぼ埋まっている状態」とのこと。好調の背景を聞きました。
――輸送実績は旅客、自動車ともにどう推移しているのでしょうか?
自動車の多くはトラックで、ここ数年増え続けています。旅客については、2016年に発生した熊本地震や、神戸~大分航路に就航している2隻のうち1隻(「さんふらわあぱーる」)が長期欠航している影響などもあり、増えたり減ったりです。ただ、当社が独自で行っている「弾丸フェリー」などの格安プランをご利用されるお客様は、そうした影響があっても増え続けています。
――トラックの需要が伸びている背景には何があるのでしょうか?
ドライバー不足や、「働き方改革」の関係でしょう。トラックドライバーは、連続して運転する場合に所定の休息時間を取る必要がある(編集部注:勤務と勤務のあいだに継続して8時間以上の休憩を取ることが法律で定められている)ので、フェリーであればゆっくり休むことができるのです。
実際にトラックドライバーの方にお話をお聞きしたところ、最近は原油価格が上がってきていることもあり、たとえば高速道路を利用して関西から九州の目的地まで行くのと、フェリーを利用するのとで、コストがあまり変わらなくなっているそうです。「会社からも『船を使え』と言われています」とおっしゃっていました。
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たとえばNEXCOの料金検索サイト「どらぷら」で、神戸港に近い阪神高速の六甲アイランド北入口から大分ICまでの所要時間を検索すると、8時間27分(平日17時30分出発で渋滞を考慮しない場合)。対してフェリーさんふらわあの神戸~大分間航路では、11時間20分から11時間30分です。
加えてトラックは壊滅的に人が不足してるから、拘束時間を長くせざるを得ない。
その意味でも、フェリー内でじっくり休息させる必要がある。
東京湾フェリーは観光需要に助けられたとのことだが、ゴルフ客の利用も少なくないし、東京近郊で気軽に船旅を楽しめる貴重な存在だ。私も愛用しているが、船舶の経年がそろそろ不安だ。経年が心配されるのはジャンボフェリーも同じ。運賃や航送料金が安いのはありがたいが、船舶の更新の都合がきかず、廃止にしますというのでは意味がない。
船舶の旅は陸上や空の旅とはまた違う魅力がある。
業界としてあまり上手くセールス出来ていない感があり、歯痒いことこの上ない。
ほんとにドライバーにとって休憩なのか?休め、残業するな!の数合わせのような気もするがね
運転からは解放され区画も一般客から隔離されるドライバールームなどの配慮もあるが彼らにとって大衆と紛れて乗船することが真の休憩なのか?
またこれも荷主の理解なくしては成り立たない運送形態なのでドライバー個人への負担軽減策はまだまだ手を入れなければならない事も多々あるでしょう
私自身も乗用車を積み込んで旅の復路にてはフェリーはよく使いますが、旅客と言う観点からすれば優位な材料こそ沢山あっても物流ドライバーの休憩と言う話になるとまだまだ法に合わせた数合わせの感が否めませんね
新造船ね、試験航行では炙り出せない不具合が就航後に顔出したり大丈夫なの?
名門大洋なんて機関の不具合を理由に減速航行をしている以外の通常便まで会員割引を中止してみたり、オーシャン東九なんぞは計算通りの燃費が出ない?と見えて就航間も無くドック入りして船尾の形変えてるよね
オレンジフェリーも割引縮小、自分は決して業界が特に良いほうに向いてるとは思わんのだが
無人航送、フェリーにこれができるなら貨物鉄道はなぜ同じことができないのでしょうか?
港のように自由に使える広い場所がないから?
高速割引によるフェリー不況の時は自分も不公平な公金投入には反対でしたがね最近は好調のせいか関係者が生意気でね、昔の本四航路のような乗せてやる!の態度が出てきたので最近は使ってません
近い日取りでは自衛隊や修学旅行で客席が埋めつくられて車の枠は十分にあるのに乗船蹴られましたわ(名門大洋フェリー)、自分等が不況に立たされれば死活問題だと騒いで、かと思えば定期航路を平然と自衛隊や修学旅行の貸しきり運用に転用して一般客を断るようなら欠航扱いにして貸しきり運行とすればいいだけの話、もう少しこの記事でもトラックドライバーの心情に詰め寄らなければ真のドライバー不足の解決にならないどころか一応の時間的な枠に収めただけの駄作の対策がいかに危険か誰も知らぬままに物流が破綻するなんて事にもなりかねないですからね、電通の事件以来今度は強制に休ませたり残業を数の上だけで削ってみたり誰も幸せになれないでしょうに?
>無人航送、フェリーにこれができるなら貨物鉄道はなぜ同じことができないのでしょうか?
早くないから。フェリーが元気な大阪対大分含む東九州は「バスと船があんま時間変わんないから」と一度夜行高速バスが総撤退かましてる位。最近復活してきたのは高速道路の延伸が進んでるから。なのに貨物列車が走れる高速新線は1mmたりと開通してない。そりゃ無理。
あ?休憩だ?船内レストランで夜中まで酒盛りしてアルコールも抜けない翌朝に運転かよ
アルコールチェックなどはどうしているのだろう?
バス会社ではテレビ電話を通じてやるらしいけど。
こいつらがトラック転がして公道に出たとこを測れば一発だろうね
フェリーのレストランの酒類提供締め切り時間も有効じゃないし
さも乗船前に酒を買い込んで乗り込むトラックドライバーも後を絶たないしね、結局は拘束を解くと言うのはこんな結果しか生まないんだよ、そりゃ金にならない時間だし自由だし酒煽るよね
どうせやるならフェリー移動中も拘束時間として飲酒を禁止して賃金に充てるのが筋なんだろうけど
このように年間に億単位の取引のある運送業を優遇して一般をフェリー不況の時に出汁に使って国に対してゴネ得で囲ったフェリー輸送の実体なんて毎度こんなもん
阪九フェリーに乗用車積み込み断られましたわ
こいつら高速1000円で利用が減った時は利用者を殺陣にして同じ民社である道路会社に国が公費として投入した割引補填分を批判しておきながら、ここ最近の物流ドライバーの拘束時間の調整からくる貨物需要復活をいいことに一般客を平気で切り捨てる始末
利率の高い団体や貨物の為に先行してスペースを取り置遇して一般客には2か月前からの予約を強要
予約開始日には既に満席状態乱発
それなら自分等も喰らいましたよ。
自分は団体で客席独占されて車が空きでも同乗者ごとお断り
おそらく予約サイトの満席表示はフェリー会社の操作であって一般客より儲けの多い貨物車などへの事前確保でしょうね
実際は自衛隊車両の輸送であったり、昔の割引高速のフェリー不況時代からの自ら輸送艦を所有する自衛隊の民間フェリーの借り上げなどは全く迷惑な話ですよ
災害派遣でもない時ですらこんなザマですからね、喉元過ぎれば何とやら?ですか?