東急田園都市線を特別列車走る! 16年ぶり新車2020系は「静か」 下車は非常はしごで(写真36枚)
東急電鉄がデビュー前の新型車両2020系を使い、特別列車を運行。車内には「世界に一つだけのオリジナル中づりポスター」が掲出され、乗車した子どもたちからは「静かだった」との声も聞かれました。
始発は車両基地
東急田園都市線で16年ぶりとなる新型車両2020系電車が2018年3月28日(水)、営業運転を開始します。それに先立って、この2020系による特別列車が3月24日(土)、田園都市線を走りました。
始発は車両基地の長津田検車区(横浜市緑区)。招待された子どもたちが階段を登って乗り込むと、車内にはその子どもたちが描いた「世界に一つだけのオリジナル中づりポスター」が掲出されていました。
東急電鉄は2018年2月、新型車両の導入を記念して小学生を対象に、2020系とそれが走る沿線の街並みをテーマにした中づりポスターの製作イベントを開催。そこで描かれたもので、今回の特別列車に招待されたのは、それを作った子どもたちと保護者24組52名です。
また車内の液晶ディスプレイには、田園都市線の歴史をたどる特別ムービー「My Home Train 2020」が。東急の懐かしい車両や沿線の風景が次々に登場する内容で、隣り合う画面を連携させて映像を展開するなど、東急で初採用となる3連液晶ディスプレイを生かしたものにしたといいます。
最近、東急2020系をよく見かけます。去年の暮のイブでも地下鉄半蔵門線・錦糸町駅で見かけ、写真を撮りました。将来、東急車両で田園都市線・半蔵門線運用で使用されるのは、2代目5000系と2020系の2本立てとなり、来年には、半蔵門線8000系の後継の新型車両が登場予定です。