諸元表「東急電鉄 6020系電車」
東急電鉄の大井町線向けに開発された新型車両の6020系がデビューしました。仕様は田園都市線の2020系とほぼ共通ですが、ドア間のデジタルサイネージが設置されていないなどの違いもあります。おもな諸元を紹介します。
田園都市線2020系と共通仕様
東急電鉄の6020系電車は、大井町線向けに開発された新型車両です。田園都市線の2020系電車とほぼ共通の仕様で製造されましたが、1編成の車両数や塗装などが異なるほか、ドア間のデジタルサイネージは省略しています。2018年3月28日(水)から営業運転に入りました。
主要諸元(6020系)
●形式(種別)|搭載機器|自重|定員(座席)
クハ6120(Tc2)|ATC・ARf・BT|31.2t|143人(45人)
デハ6220(M2B)|VVVF・SIV|33.3t|155人(48人)
デハ6320(M1B)|VVVF・CP・SIVLB|33.3t|155人(51人)
サハ6420(T1)| |27.3t|155人(51人)
デハ6520(M2A)|VVVF・SIV|33.3t|155人(51人)
デハ6620(M1A)|VVVF・CP・SIVLB|33.3t|155人(51人)
クハ6720(Tc1)|BT・ARf・ATC|31.1t|143人(45人)
※クハ6120=大井町方
※クハ6720=中央林間方
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Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。