JALが沖縄を地元企業と共に応援 かりゆしウェアや島ことばの普及も
JALがJTAやRACと共に、沖縄県との包括的連携協定を締結。同県のさらなる振興と地域の永続的な発展を応援するためのものとしています。
「泡盛」のPRや国内外への販売促進協力も
JAL(日本航空)は6月7日(木)、JTA(日本トランスオーシャン航空)およびRAC(琉球エアコミューター)と共に、沖縄県との包括的連携協定を締結したと発表しました。
JTAとRACは、長年にわたり沖縄に根ざしてきたJALグループの企業です。今回の提携は、地元企業である両社を核として沖縄県と連携および協力を行い、同県のさらなる振興と地域の永続的な発展に寄与していくためのものとしています。
その主な取り組みとして、沖縄のものづくり産業の振興と地域ブランドの形成、伝統文化の保全・継承および新たな文化の創造、離島を含む地域社会の産業振興と活性化などを掲げています。
具体的には、地酒である「泡盛」のPRや国内外への販売促進協力、JTA便機内でのシークヮーサードリンクの提供。伝統文化の保全・継承として、客室乗務員や地上職員のかりゆしウェアの着用、島ことばで空港や機内でアナウンスを実施するなど島ことばの普及活動も行います。そのほかにも、機内誌やウェブサイトなどさまざまなコンテンツによる離島の魅力発信、県内離島イベントの実施、世界自然遺産登録の支援も行うとしています。
なお、JALグループでは泡盛PRの一貫として、2018年6月30日(土)まで、羽田空港と成田空港の国際線ファーストクラスラウンジおよびサクララウンジで、瑞泉酒造(沖縄県那覇市)の「ZUISEN LEGARE(レガーレ)」と久米仙(沖縄県久米島町)の「甕貯蔵古酒20年」(ファーストクラスラウンジのみ)を提供。那覇空港国内線「ダイヤモンド・プレミアムラウンジ」においても「ZUISEN LEGARE」を提供しています。
【了】
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