JAL、「平成30年7月豪雨」被災者を援助 復興支援に赴く団体や個人に無償搭乗の協力

JAL(日本航空)は「平成30年7月豪雨」の被災者に対する支援を実施すると発表。復興支援に赴く団体や個人に対する無償搭乗の協力や、JALマイレージバンク会員にマイル寄付の呼びかけなどを行うとしています。

JALマイレージバンク会員にマイルでの寄付の呼びかけも

 JAL(日本航空)は2018年7月9日(月)、7月7日から8日にかけて発生した「平成30年7月豪雨」の被災者に対する支援を実施すると発表しました。

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JALは「平成30年7月豪雨」の被災者に対する支援を実施する。写真はイメージ(2016年3月、恵 知仁撮影)。

 同支援に、被災地の復興支援に赴く団体および個人に対して、7月10日(火)から7月31日(火)までのあいだ、無償搭乗の協力を行うとしています。以下の条件を満たすことが必要です。

・日本政府もしくは地方自治体からの要請により、救援支援を行う。
・「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」「特定非営利法人ジャパンプラットホーム」に参加している民間援助団体で、「現地ボランティアセンターの運営支援」や「ボランティアコーディネーション業務」を行う。

 対象便は、JALグループの国内路線で、被災地を目的地または出発地とするフライトです。JAL、JTA(日本トランスオーシャン航空)、JAC(日本エアコミューター)、RAC(琉球エアコミューター)の運航便となります。事前予約が必要で、空席状況によっては搭乗できない場合もあるとのことです。

 同期間中、救援支援物資の無償輸送も一定の条件のもと実施。JALグループの運航する国内線を利用した場合で、航空貨物として取り扱います。

 また、JALは義援金として「社会福祉法人 中央共同募金会」へ500万円を寄付すると発表しました。JALマイレージバンク会員にはマイルの寄付を呼びかけ、寄せられたマイル寄付相当額を「社会福祉法人 中央共同募金会」へ寄付するとしています。受け付け期間は7月10日(火)の午前10時から7月31日(火)の23時59分まで(日本時間)。JALの公式ウェブサイトにおいて、ひと口500マイル(500円に相当)より寄付を受け付けるとのことです。

 なお義援金は、「社会福祉法人 中央共同募金会」を通じて被害状況に応じ各地に分配され、自治体を通じ、被災者に直接見舞金として届けるとしています。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 今回は物流も滞る中で以外に近い所のフェリーがこの類の支援に参加しませんよね
    それどころか瀬戸内海でイベントクルーズみたいな航海が企画されてるようですが

    • 船の方が大荷物を運べるのにとは思う