JAL空港ラウンジの名物「ビーフカレー」さらに美味しく? 新品種「雪若丸」の実力は
JALが羽田と成田の国際線出発ラウンジで提供するご飯(米)が、山形県産の新品種「雪若丸」に。粘性が適度で、JALラウンジの名物「ビーフカレー」にもよく合うそうです。
様々なメニューに合う、とのこと
日本航空(JAL)が2018年11月1日(木)、羽田空港と成田空港の国際線出発ラウンジで提供するご飯(米)を「雪若丸」に変更。東京・銀座の山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」で、そのPRイベントを実施しました。
「雪若丸」は今年度に本格デビューした山形県産の新品種で、従来の山形米「はえぬき」より「白さ」「光沢」「味」に優れ、粘りと固さのバランスが良く、「カレーとの相性がいい」という評価がとても多いといいます。
羽田・成田空港のJAL国際線出発ラウンジといえば、「JAL特製オリジナルビーフカレー」が名物。JALによると今回、ラウンジに用意するご飯として「雪若丸」を新たに選択したことは、そのラウンジに用意している様々なメニューに合うこと、すなわち全体的なバランスを考えてのこと、といいますが、「カレーに合う」ことも重要なポイントで、もしカレーに合わなかったら、「ラウンジご飯」としての採用は難しいそうです。
新たなご飯の選定は、ブラインドテストで実施。見た目や味などから、満場一致で「雪若丸」に決まったとのこと。「粒が大きいお米はべっとりしやすいですが、『雪若丸』は粘性が適度で、カレーに合います」と、JALの商品・サービス企画本部の相原 光マネジャーは話します。
またJAL経営企画本部の竹田 亨部長によると、日本中に美味しいお米があることを伝え、そして各地の生産者の力になりたいというJALの思いが、この背景にあるそうです。
ちなみに羽田・成田空港のJAL国際線出発ラウンジのカレー、取材で味わったことがありますが、個人的には、コクがあってスパイシーで、具も多く、お酒にもよく合う、という印象でした。
なおJA全農山形によると、「雪若丸」は山形のブランド米「つや姫」の弟的存在だそうです。
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