深い!デカい!大都市に空いた「リニア中央新幹線の穴」に潜った(写真30枚)
品川駅の近くに、直径40m、深さ80m以上もある巨大な“穴”が出現しています。建設が進むリニア中央新幹線の北品川非常口です。大深度地下を行く全長およそ37kmの「第一首都圏トンネル」掘削拠点にもなる、その“穴の底”へ潜りました。
「大深度地下」を行く超電導リニア
品川駅から1.5kmほど南へ行ったところに、巨大な“穴”が出現しています。いま品川~名古屋間で建設が進んでいる、リニア中央新幹線の「北品川非常口」です。
そのサイズは、直径がおよそ40m、底までの深さは約83mにもなります。高度に都市化が進んでいる東京都内において中央新幹線は、かんたんにいえば地上の土地所有権に関わらず線路を通せる「大深度地下」(地下40m以深など)を走行。この北品川非常口付近では、地下深くを行く首都高中央環状品川線のさらに下へ行くため、地表から70~80mほどの位置を通過。その非常口の“穴”もだいぶ深くなっています。
2018年11月28日(水)、JR東海は建設中であるこの「北品川非常口」を報道陣へ公開。中央新幹線の都市部における非常口公開は、今回が初めてだそうです。
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