「バスセンターのカレー」なぜ有名に? 昭和の店構えも「味」 改装工事でどうなる?
いまやレトルト商品も販売される新潟名物となった「バスセンターのカレー」。そのカレーが食べられるバスターミナルで、改装工事が始まっています。カレーや、その「味」のひとつともいえる「レトロな店構え」はどうなるのでしょうか。
レトルトも販売される新潟名物
新潟市の中心部に位置するバスターミナル「万代シテイバスセンター」。ここに、ある“名物”が存在します。ターミナル内にある立ち食いそば店「万代そば」が提供するカレーです。
一見、ごく普通のカレーですが、愛好しSNSなどで紹介する芸能人も多く、メディアで「新潟のソウルフード」的な扱いで取りあげられることがあります。バスターミナルの運営管理を行っている新潟交通自身が、「バスセンターのカレー」としてレトルトカレーを販売するほどです。なぜここまで有名になったのか、新潟交通に聞きました。
――「万代そば」の営業とカレーの提供は、いつごろからでしょうか?
1973(昭和48)年11月に万代シテイバスセンタービルが完成した際から現在地で営業しており、当時からカレーも販売していました。またそれ以前、万代シテイバスセンタービルの前身で、現在のテレコムビル(万代シテイのやや北東)の位置にあった「新潟交通バスステーションビル」内でも営業していました。
――このカレーならではの“こだわり”はありますでしょうか?
販売開始以来、一切レシピを変えていないことが、いちばんの“こだわり”です。多くの施設から出店依頼がありますが、2号店は出さず、あくまで「万代シテイでしか食べられない」ことも“こだわり”のひとつでしょう。
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