ついにテイクオフ! ANAのエアバスA380型機「フライングホヌ」 超巨大機ハワイへ就航
ANAが、日本の航空会社で初導入する「世界最大の旅客機」エアバスA380。「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」という愛称と特別塗装を持つその機体が、成田からホノルルへ飛び立ちました。セレモニーも行われています。
怖いかもと思ったけど…
このエアバスA380型機を、ANAは3機導入。ハワイで神聖な生き物とされているウミガメにちなんだ「FLYING HONU(空飛ぶウミガメ)」という愛称と、特別塗装なども特徴です。
今回デビューしたのは、ハワイの空をイメージした「ANAブルー」デザインの1号機(機番:JA381A)。6月にハワイの海をイメージした「エメラルドグリーン」の2号機、2020年春にハワイの夕陽をイメージした「サンセットオレンジ」の3号機も就航する予定です。
5月24日(金)の初便出発に際し、成田空港のNH184便出発ゲート前ではセレモニーが開催され、フラダンスといったステージパフォーマンス、鏡開きなどが行われたほか、搭乗客には記念品として「フライングホヌ」1号機が描かれた「ビフォア・アフタバッグ」「折りたたみ式トートバッグ」がプレゼントされています。
ちなみに、機体をデザインした増岡千啓さんもセレモニーに出席し、「こんなに大きなカメは怖いのではないかとも思いましたが、とてもかわいくなりました」と話しています(デザインは公募が行われた)。
【了】
Writer: 恵 知仁(乗りものライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
こんな大きなカメを飼育する為の水槽が有るとしたらどんな構造だろう?