出発客と到着客の分離で混雑緩和へ 成田空港第3ターミナル到着ロビーを拡張

成田空港第3ターミナルの1階到着ロビーが、およそ1600平方メートル拡張されます。出発客と到着客の動線を分離し混雑緩和を図るほか、宅配カウンターの新設など、利便性を向上する施設を整備するといいます。

利用者は年間750万人超

 成田国際空港は2019年8月26日(月)、第3ターミナルを増築し、1階到着ロビーを9月5日(木)に拡張すると発表しました。

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成田空港第3ターミナルを使用しているジェットスター・ジャパン(2019年5月、伊藤真悟撮影)。

 1階到着ロビーはおよそ1600平方メートル拡張。このことで出発客と到着客の動線を分離し、混雑緩和を図ります。また、バス乗車券販売カウンターを2階出発ロビーから1階到着ロビーに移設するほか、宅配カウンターの新設やWi-Fiレンタルカウンターの増設など、利用者の利便性を向上する施設を整備するとしています。

 成田空港の第3ターミナルは2015(平成27)年4月にオープンしたLCC(格安航空会社)専用ターミナルです。予測を上回るLCCの成長で、利用者は年間取扱能力の750万人を超えています。利用者の集中する時間帯では、出発客と到着客が交わる2階出発ロビーのチェックインカウンター付近などで混雑が発生していたとのこと。成田国際空港は、今後、第3ターミナルのさらなる増築も予定しているとしています。

【了】

【図】拡張後の成田空港第3ターミナルの動線イメージ

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