国鉄ブルートレイン先頭車「ナハネフ22」を修復したい クラウドファンディング開始

貴重な20系客車の先頭車を修復します。

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福岡市の貝塚公園に保存されている「ナハネフ22 1007」(画像:ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会)。

 福岡市東区の貝塚公園に保存されている、旧国鉄20系客車の1両「ナハネフ22 1007」を修復するための資金を募るプロジェクトが、インターネットのクラウドファンディングサイト「Readyfor」にて2019年9月28日(土)からスタートしました。

 20系客車は、旧国鉄のいわゆる「ブルートレイン」と呼ばれた寝台列車などに使われたもので、「ナハネフ22 1007」はその先頭車にあたります。合同会社ビイエルテイ(東京都港区)代表で「ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会」の高橋 竜さんによると、20系の先頭車で一般公開されているものは、鉄道博物館(さいたま市大宮区)の「ナハネフ22 1」と、貝塚公園のこの1両のみだそうです。

 しかし、塗装や金属部の劣化が進行しており、このまま特に屋根部分の腐蝕が進んでしまうと、そう遠くない将来、解体以外の選択肢がなくなる可能性もあるといいます。高橋さんは2012(平成24)年、JR九州と福岡市の許可を得て、この「ナハネフ22 1007」の内外装の修繕を自費で実施したものの、2度目の修繕には資金がネックとなり、今回、クラウドファンディングで支援者を募ることになったといいます。

 今回は支援金額に応じた返礼品として、記念硬券乗車券や、国鉄車両における車内の匂いを再現したという「国鉄の香り」石鹸のスペシャルパッケージ、支援者限定の車内公開イベント参加権などが用意されています。集まった資金により、実際に営業用の鉄道車両を修繕しているプロの業者に依頼し、窓枠をすべて取り外し、さび止めや板金溶接を含めた修復を行う予定だそうです。

【了】

【写真】支援の返礼品に「国鉄の香り」石鹸

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