銀座線渋谷駅が移転開業 JR東側ヒカリエ前に ホーム広く分かりやすく 乗換どうなる?
東京メトロ銀座線の渋谷駅がJRホームの東側、渋谷ヒカリエ前の明治通り上空に移転開業。狭く分かりづらく古かったホームが、バリアフリー対応の広い新しいものになりました。東急など他の鉄道路線との乗り換えはどう変わるのでしょうか。
昭和13年以来、大きな改修がなかった旧渋谷駅
東京メトロ銀座線が、2020年1月3日(金)から「新しい渋谷駅」の使用を開始しました。
これまでの銀座線渋谷駅はJR渋谷駅の西側、東急百貨店の3階にありましたが、新しい銀座線の渋谷駅はJR渋谷駅の東側、明治通りの上空(3階)に移動します。
旧銀座線渋谷駅は1938(昭和13)年12月の開業以来、百貨店の3階にあるという立地などから大きな改修が行われておらず、幅の狭いホームやわかりにくい通路、上下の移動が多い構造ながらそのほとんどが階段であること、東京メトロで唯一トイレがない駅だったことなどが、課題になっていました(1日の利用者数はおよそ22万人〈2018年度〉)。
そうしたなか、渋谷駅周辺の再開発(渋谷駅街区基盤整備)にあわせて2009(平成21)年より駅の移設工事がスタート。そして2019年12月28日(土)から、この年末年始をまたぐ形で、工事の最終段階として列車を運休させての第3回線路切り替え、ホーム移設が行われていました。
乗り換えに関してのコメントです。
半蔵門線と田園都市線は「渋谷スクランブルスクエア方面改札から」と書かれていますが、井の頭線、JRの乗り換えと合流することもあり、混雑が話題となっています。
https://1rankup.jp/shibuya/dh-g.html
渋谷駅|半蔵門線・田園都市線から銀座線の乗り換えは何分何秒?
↑『行き方.jp』によると、明治通り方面改札からの乗り換えが紹介されています。
こちらのほうが経路が短く、混雑も少なく、早く乗り換えできるように感じました。