春先だけの東京湾横断ルート 東京~千葉館山75分のジェット船就航 2020年は2往復に
東京と千葉県の館山を結ぶ高速ジェット船が期間限定で就航します。房総半島の観光シーズンにあたる2月から3月に季節運航されているもので、今回は初の2往復体制。台風被害もあった館山ですが、受け入れ態勢は万全だそうです。
高速ジェット船で館山へ 東京から75分 初の2往復体制
東京~伊豆大島航路などを運航する東海汽船が、2020年2月1日(土)から3月22日(日)まで、東京と房総半島南部の千葉県館山市を結ぶ高速ジェット船を運航します。
東京~館山航路の高速ジェット船は、毎年2月から3月にかけての期間限定で就航しているものです。東京では竹芝桟橋、館山では「“渚の駅”たてやま」にある館山夕日桟橋に発着します。2020年シーズンのダイヤは次のとおりです。
●館山行き
・東京8時00分発、館山9時15分着
・東京13時05分発、館山14時20分着※
●東京行き
・館山11時30分発、東京12時45分着※
・館山16時15分発、東京17時30分着
※2月10日(月)から3月10(火)まで運航
高速ジェット船は80km/hで東京湾を横断し、東京~館山間を75分で結びます。館山には鉄道のほか、東京駅や浜松町から高速バスも運行されていますが、東京都心と館山を結ぶ交通手段としては、このジェット船が最速。東海汽船は、「春先の房総半島は観光シーズンで高速道路も混み合いますが、ジェット船ならば心配無用です」と話します。運賃は、往復きっぷなら44%引きの4800円(子ども半額)で、4日間有効です。
また2020年シーズンは、2月10日(月)から3月10日(火)までのあいだ、館山を11時30分に出発する便が追加され、初めて2往復体制になります。追加便は、館山に1泊したあとに東京へ帰る人の利便性を高めるためだそうです。
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