異形のボーイング747貨物機 「ドリームリフター」 その巨大貨物室にマスク載せ飛行
平時は航空機パーツを運んでいる飛行機ですが…。
搭載されたマスクは約150万枚
アメリカの航空機メーカー、ボーイングは現地時間2020年4月26日(日)、同社が保有する747-400LCF型機「ドリームリフター」が、香港からアメリカにマスクを輸送したと発表しました。
「ドリームリフター」は「ジャンボジェット」ことボーイング747-400型機を、同社の航空機パーツを運ぶために改造した貨物機です。「ジャンボ」の2階席がある「アッパーデッキ」の後ろ側がさらに大きく膨れ上がった胴体が特徴で、そのなかは大容量の貨物スペースとなっています。
平時であれば、「ドリームリフター」は航空機パーツ輸送以外の業務を行うことはありませんが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、今回のフライトを実施。香港から、アメリカのサウスカロライナ州へ向け飛び、「ドリームリフター」の貨物室内には、州内の医療スタッフに向けたフェイスマスク約150万枚が搭載されています。
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