異形のボーイング747貨物機 「ドリームリフター」 その巨大貨物室にマスク載せ飛行

平時は航空機パーツを運んでいる飛行機ですが…。

搭載されたマスクは約150万枚

アメリカの航空機メーカー、ボーイングは現地時間2020年4月26日(日)、同社が保有する747-400LCF型機「ドリームリフター」が、香港からアメリカにマスクを輸送したと発表しました。

Large 200428 lcf 01

拡大画像

ボーイング747-400LCF型機「ドリームリフター」(2020年2月、乗りものニュース編集部撮影)。

「ドリームリフター」は「ジャンボジェット」ことボーイング747-400型機を、同社の航空機パーツを運ぶために改造した貨物機です。「ジャンボ」の2階席がある「アッパーデッキ」の後ろ側がさらに大きく膨れ上がった胴体が特徴で、そのなかは大容量の貨物スペースとなっています。

 平時であれば、「ドリームリフター」は航空機パーツ輸送以外の業務を行うことはありませんが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、今回のフライトを実施。香港から、アメリカのサウスカロライナ州へ向け飛び、「ドリームリフター」の貨物室内には、州内の医療スタッフに向けたフェイスマスク約150万枚が搭載されています。

【了】

【写真】ドリームリフター」の貨物室

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。