ザ・営業車「プロボックス/サクシード」大変身 アウトドア向けカスタム車注目のワケ
なぜいま「プロ/サク」カスタムなのか?
カージャパン ギネスが「プロボックス」のSUV風カスタムを打ち出したのは、「昨今のアウトドアブームに乗っかったもの」だといいます。確かに、毎年1月に開催されるカスタムカーの祭典「東京オートサロン」などでも、見た目ばかりでなく、車中泊やキャンプに適した機能を持つアウトドア向けのカスタムカーが近年、増えています。
別のあるカーショップは、2018年に発売されたスズキの新型「ジムニー」がこの傾向に火をつけたといい、カスタムカー界隈においては、「走りの追求」としてのカスタムではなく、いまは「ライフスタイルの提案」が重視されるようになってきているのだとか。
そうしたなか「プロボックス」などの商用バンは、営業車として荷物を満載にして走っている姿を見かけるように、荷室も広く、かつ頑丈で、そのカスタムカーは釣りやキャンプなどをする人に支持されているとカージャパン ギネスは話します。中古車としても豊富に出回っており、手に入りやすい車種でもあるそうです。
同社では中古「プロボックス」のコンプリートカスタムカーを販売するほか、持ち込みによるカスタムも受け付けています。フルのカスタムは費用面で難しくとも、「タイヤをインチアップするだけでも、商用車の印象はガラッと変わりますよ」とのこと。
ちなみに、姉妹車である「サクシード」の場合、フロント部分の形状が異なっていることから、フロントグリルを替えた際の雰囲気が若干異なるといいます。とはいえ、同様のカスタムは可能であり、実際に「サクシード」のコンプリートカスタムカーを中古車サイトに掲載しているショップもあります。
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