東武の新着席列車「THライナー」出発進行 変わる伊勢崎線と日比谷線の関係 ポイントは

東武線&日比谷線「THライナー」料金・停車駅・所要時間は?

 東武鉄道の新しい座席指定制列車「THライナー」、停車駅は久喜、東武動物公園、春日部、せんげん台、新越谷、上野、秋葉原、茅場町、銀座、霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木、広尾、恵比寿です。

 恵比寿行きの列車では、久喜~新越谷間の各停車駅が乗車のみ可能、上野~銀座間の各停車駅が降車のみ可能、霞ケ関~恵比寿間は座席指定券なしで乗れるフリー乗降です。

 久喜行きの列車は霞ケ関駅始発で、霞ケ関~上野間の各停車駅が乗車のみ可能、新越谷~久喜間の各停車駅が降車のみ可能です。なお「THライナー」は、東武と東京メトロの境界である北千住駅にも停車しますが、乗務員交代のためで、乗降はできません。

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コンセントを各席に備える東武「THライナー」(2020年6月6日、恵知仁撮影)。

「THライナー」乗車には、座席指定券が必要です(フリー乗降区間を除く)。料金は、久喜~春日部間の各停車駅と日比谷線各停車駅間で大人680円、子ども350円、せんげん台・新越谷駅と日比谷線各停車駅間で大人580円、子ども300円です。車内で購入する場合は200円が加算されます(大人、子どもとも)。座席指定券はチケットレスサービスや、駅の自動券売機で購入可能です。

 運転は久喜発恵比寿行き2本と、夕方以降の霞ケ関発久喜行き5本。平日は通勤、土休日はお出かけ向けの時間帯に運転されます。所要時間は春日部~銀座間で約1時間、久喜~霞ケ関間で1時間20分弱です。

【了】

【写真】赤い座席! 東武の新座席指定列車「THライナー」車内

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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