なんだこりゃ!?「白鳥の道路標識」 ぶっ飛びご当地道路標識 誕生はバブル期

交差点の手前などで見られる「方面および方角」の案内標識の矢印が、白鳥に見立てられているというものが石川県に存在します。誕生のきっかけは、およそ30年前のバブル期に実施された、国のある事業でした。

「白鳥のまち」は道路標識にまで白鳥が!

 交差点の手前などで見られる「方面および方角」の案内標識。周辺の線形に合わせた矢印のデザインがユニークで、たとえば「人の形に見える」といったものもありますが、石川県津幡町では、矢印の代わりに別のものがデザインされている標識が見られます。

 たとえば、十字交差点の手前に設置されたものでは、矢印の代わりに、真上から見た「羽を広げた白鳥」がデザインされています。直進方面は白鳥の頭、左折と右折方面は羽にあたるものです。標識ができた背景について、津幡町の企画財政課に聞きました。

Large 20200809 01
津幡町内にある「白鳥の道路標識」(画像:津幡町)。

――白鳥の道路標識はいつ設置されたのでしょうか?

 1989(平成元)年から翌年にかけて町内全域に整備されました。当時、国から全国の市区町村へ地域振興のために交付された「ふるさと創生事業」の1億円を活用したものです。同じころに白鳥が「町の鳥」として制定されており、観光の促進とイメージ創出を狙ったのでしょう。

――なぜ道路標識に?

 同じころに交付金を活用し、たとえば町境部に「ようこそ津幡へ」といった大型看板(いわゆる「カントリーサイン」)の設置や、観光施設の案内看板なども整備していますので、その一環と思われます。このころ、町では目安箱を各所に設置し、交付金の使途などについて住民の皆様からの意見募集も行っていますので、その結果も反映されているでしょう。

※ ※ ※

 ちなみに、この白鳥の道路標識は複数の種類があり、町内に計214基が設置されたそうです。「方面および方角」の案内標識のうち、「二又に分かれる交差点手前の標識では、右上が頭、左上が羽というように、横から見た白鳥の姿がデザインされているものなどもありますよ」(津幡町企画財政課)とのことでした。

【了】

【画像】「国道1号が想像以上に槍」 槍を持った人に見える案内標識

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 「槍を持った人」、おもしろい。 国道1号の左側の矢印が上向きか(無理)、国道一号の矢印が右向きについていれば(静岡を書かないで、どこか別の到達都市を書けばできるが、案内の意味がない?)、より完璧。

    探せば、他にもありそうだと思う。

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  3. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号