初飛行から半世紀以上 「ハインド」攻撃ヘリ・ファミリーに最新型が登場
旧式のイメージがあるかもしれませんが、改良が絶え間なく続いています。
2020年8月24日、ロシアのロステック社は、子会社のロシアン・ヘリコプターズが、ロストヴェル工場においてMi-35P攻撃ヘリコプターのアップグレード型の量産を始めたことを発表しました。
Mi-35Pアップグレード型は、1969(昭和44)年に初飛行したMi-24攻撃ヘリコプター・シリーズの最新型で、最新の第3世代長波型赤外線映像装置、高性能TVカメラやレーザー測距儀を備えた新型の視察装置を装備しています。
また第3世代型以上のナイトヴィジョンゴーグル(NVG)に対応した照明装置が設けられているほか、新型のデジタル飛行制御システムを搭載し、火器管制システムも射撃精度の高い改良型にアップグレードされているとのことです。
武装は、23mm連装機関砲やS-8ロケット弾のほか、「アターカ」対戦車ミサイルや「ヴィーフリ」対戦車ミサイルを装備可能だそうです。
なお、ロステックは今回の購入先について「外国の顧客」というだけで、詳細は明らかにしていません。
【了】
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