小川裕夫(フリーランスライター・カメラマン)の記事一覧
Writer: 小川裕夫(フリーランスライター・カメラマン)
フリーランスライター・カメラマン。1977年、静岡市生まれ。行政誌編集者を経てフリーに。官邸で実施される首相会見には、唯一のフリーランスカメラマンとしても参加。著書『踏切天国』(秀和システム)、『渋沢栄一と鉄道』(天夢人)、『東京王』(ぶんか社)、『私鉄特急の謎』(イースト新書Q)など。
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大都市だけでない「開かずの踏切」解消へ12年ぶり始動 ことでんの踏切の紆余曲折
「開かずの踏切」は大都市特有の問題ではなく、地方都市でも見られます。香川県高松市のことでん本町踏切もそのひとつで、紆余曲折を経て12年ぶりに、解消へ向けた計画が再始動しようとしています。
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「北千住の大踏切」は解消されるのか 立体化を難しくする別要因も 足立区の案は
東武伊勢崎線の北千住以南では、とうきょうスカイツリー駅周辺で高架化が進められていますが、「大踏切」のある北千住含め鐘ケ淵までは地平を走ります。ここに立体交差化の話はないのでしょうか。
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閉まっていたらむしろレア! 東京“鉄道の街”ならではの単線踏切 通過列車も珍しい
東京都内の車両基地や鉄道関連施設が集まる“鉄道の街”に、公道を横切る単線の踏切があります。閉まったときのほうがむしろレアな部類。どのような車両が通るのでしょうか。
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桃太郎いる! 名前も見た目もそのまんま「桃太郎踏切」とは 伝説は岡山だけじゃない!
桃太郎ゆかりの地といえば、文化庁も認定する岡山県が思い浮かぶかもしれませんが、瀬戸内海を挟んだ対岸 高松市内のJR予讃線には、「桃太郎踏切」が存在。桃太郎のオブジェもありますが、なぜでしょうか。
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珍しくなった「昇降式踏切」今も残る場所とは なぜ廃れたのか
踏切には通常、遮断桿と呼ばれる長い棒状のものが使われますが、かつては、特に幅の広い道路の踏切で、ワイヤーやロープを用いた昇降式が見られました。なぜ数を減らしたのか、そして今でも見られる場所ではなぜ存続しているのでしょうか。
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埼玉 住宅街のやけにキレイな“ポツンと踏切”の謎 なぜ廃線? そもそも何線?
JR高麗川駅の近くに、「ポッポ道」と名付けられた遊歩道がありますが、途中には踏切警報機が立っています。それもそのはず、ここは廃線跡なのです。
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踏切横の大きな「コスプレ地蔵」のナゾ 交通量は少ないが…「事故があった」だけでない?
周囲に田畑が広がり、交通量も決して多くないJR成田線の踏切脇に、大きなお地蔵さんが鎮座しています。地元の人曰く「かつて事故があった」そう。お地蔵さんはその供養のためとも考えられますが、もうひとつ別の理由を考察してみます。
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線路横断ダメ!「勝手踏切」に白い門をつけたワケ そもそもなぜ廃止できない?
鉄道事業者が設置したのではない非正規の踏切を「勝手踏切」と呼びますが、この数が全国最多なのが愛媛県です。伊予鉄の沿線にも多く存在し、ある場所はフェンス状の門まで付けられています。
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3D「とまるな」で警告 道路の“視覚のマジック”踏切版が登場 とまるとヤバい踏切
通学路などにはクルマのドライバーに減速を促そうと、道路のペイントで幾何学模様を浮かび上がらせる「イメージハンプ」が導入されることがあります。同じように、文字を浮かび上がらせる踏切が北九州に登場しました。
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線路ないのに踏切警報機、なぜ? 付近にはほかにも朽ちた鉄道設備が
鉄道路線は通常、廃線になると線路を含めた設備一切が撤去され、また残されたとしても目隠しされるなどの措置が講じられます。しかし紀州鉄道には、廃線になった区間に、踏切警報機が残されている場所があります。