杉山淳一(鉄道ライター)の記事一覧
Writer: 杉山淳一(鉄道ライター)
乗り鉄。書き鉄。ゲーム鉄。某出版社でゲーム雑誌の広告営業職を経て独立。PCカタログ制作、PC関連雑誌デスクを経験したのち、ネットメディアなどで鉄道関係のニュース、コラムを執筆。国内の鉄道路線踏破率は93パーセント。著書に『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。日本全国列車旅、達人のとっておき33選』(幻冬舎刊)など。
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フリーゲージトレイン導入見送り、どうなる長崎新幹線 鍵は佐賀県?
JR九州が長崎新幹線へのフリーゲージトレイン導入を見送る方針であると報道されました。長崎新幹線は今後、どうなるのでしょうか。そもそもフリーゲージトレインは、なぜ必要だったのでしょうか。
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ズルい? 悪いと思ってない人も? どう防ぐ「不正折り返し乗車」 苦悩の鉄道事業者
横浜高速鉄道が2017年5月17日から19日まで、みなとみらい線で不正乗車防止運動を実施しました。悪質な不正乗車には正規運賃と増運賃を要求すると呼び掛けていますが、常習者の罪の意識は低く、後を絶ちません。
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世界初の「寝台座席可変電車」583系 なぜ生まれ、消えていったのか(写真10枚)
2017年4月8日の運行で、世界でも珍しい寝台電車583系が現役を引退しました。なぜ生まれ、そして消えていったかのか、半世紀にわたる活躍を振り返るとともに、今後の寝台電車の可能性を探ります。
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廃線のディーゼルカー10年ぶり復活、その意外な理由 神岡鉄道「おくひだ1号」(画像10枚)
廃線のディーゼルカーが、10年ぶりにレールの上を走行しました。その行先には、大きなふたつの計画が。廃線は「終わり」ではなく、ひとつの「始まり」でもあるようです。
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青函トンネル建設OBが作った第2青函トンネル「ホンキの見積書」 その内容は
青函トンネル建設に関わった人々が「第2青函トンネル」を構想。総工費3900億円、建設期間は最低15年と具体的な数字も上がったその計画、どのような目的、内容なのでしょうか。構想を発表した「鉄道路線強化検討会」を取材しました。
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京急品川駅大改造、その将来の姿とは? 地下化する案も
リニア中央新幹線、田町~品川間での新駅開業など注目が高まっている品川駅では、京急線の駅大改造計画も進行中。列車の運行ほか道路の渋滞、人の動きにも変化が起きそうです。
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JR北海道だけではない、ローカル線廃止の危機
2016年、JR北海道が「単独維持が難しい路線」を発表。多くの人々に衝撃を与えましたが、JR各社の赤字ローカル線は全国にあり、決して対岸の火事ではありません。中国山地には、北海道より利用客数の少ないローカル線があります。
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「日本一の秘境駅」を「ふるさと納税」で維持 裏にある豊浦町の「ねらい」と「悩み」
「日本一の秘境駅」小幌。地元・豊浦町が維持費用を負担し廃止を逃れ、「ふるさと納税」制度で同駅を支援する仕組みも整えられましたが、単に「日本一」を観光地にするのが目的ではありませんでした。ある矛盾による「悩み」も見えてきます。
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廃止続くローカル線、観光列車は救世主となるか? JR西ワースト3の木次線、新たな一手
三江線の廃止が決まるなど、多くのローカル線でその将来が危ぶまれる現在。JR西日本で利用者数がワースト3の木次線で、未来に向け観光列車を活用した新たな一歩が踏み出されます。
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「鉄道演劇」香川と茨城を結ぶ 「ことでん」「ひたちなか」がコラボ
「ことでん」こと高松琴平電気鉄道の人気キャラクター「ことちゃん」と、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅の人気者「黒猫“おさむ”」がキャラクターグッズで“共演”します。香川県と茨城県、遠く離れた2つのローカル鉄道を結んだ縁は「鉄道演劇」でした。