清水草一(首都高研究家)の記事一覧
Writer: 清水草一(首都高研究家)
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で、首都高研究家/交通ジャーナリストとして活動中。
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首都高湾岸線、渋滞緩和なるか 東京港トンネル一般部開通へ
臨海副都心と大井を結ぶ、首都高湾岸線の東京港トンネル。これに並行して国道357号のトンネルも建設が進められており、2015年度中にまず西行きから開通する予定です。湾岸線の渋滞緩和、実現なるでしょうか。
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道路の常識、不思議な日本 訪日外国人増加受けどうすべき?
増加する訪日外国人を受け、道路標識の変更を検討する動きがあります。実は日本の道路標識、外国人には混乱を招きかねないものがあるのです。日本の道路には世界的に見て独特で、不思議な現実があります。
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自動ブレーキで事故6割減 変化迫られる自動車保険
自動ブレーキなど先進的な安全装置を搭載したクルマは、2017年から保険料が平均で10%程度安くなる見込みですが、自動ブレーキ搭載車は事故率が約6割も低いことが判明。なのに、なぜ1割引なのでしょうか。自動車保険は今後、大きな変化を迫られるかもしれません。
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空、本当に取り戻すべき? 日本橋と首都高、日本らしいのは
国の重要文化財である東京・日本橋には、上空を通過する首都高が景観上の問題だとする意見が存在。首都高の地下化が進められようとしています。しかし「日本」として守るべきは「日本橋の景観」ではなく、「首都高の景観」ではないでしょうか。
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環2ようやく全通へ 完成しない東京の環状線の謎
今年ついに、東京都の環状2号線が全通します。しかしその計画は元々、1世紀近くも前に誕生したものです。なぜこれほど遅いのでしょうか。ただ現在は、「第4の道路建設期」ともすることもできるでしょう。
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新東名、活用は圏央道次第? 神奈川の未開通区間が持つ大きな意味
延伸が続く圏央道。少なくなってきたその未開通区間で最も大きな意味を持つのは、神奈川県内でしょう。建設が進んでいる新東名を活かせるかどうかも、まだ未開通である圏央道の神奈川県内区間にかかっている、としても過言ではなさそうです。
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高級・重いクルマほど減額、謎の燃費新税 消費増税と同時導入
2017年4月予定の消費増税と同時に、自動車取得税に替わって「燃費新税」が導入される計画です。ただこの燃費新税、重い高級車ほど減税額が大きくなるというシステム。日本は、欧米とは大きく異なる不思議な形になっています。
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欧州とは違う環状交差点、日本で普及するのか? その現状と課題
ヨーロッパでは一般的な「環状交差点」。その導入が日本でも少しずつ広がっていますが、実はヨーロッパとは少々、仕組みが異なっていたりします。日本における環状交差点の普及、「ただちに」というのは難しいかもしれません。
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一難去ってまた一難 海老名JCTの渋滞、解決はできるのか?
東名から圏央道外回り方面への渋滞が激しかった海老名JCTですが、10月末に対策が行われ、見事に解消されました。が、今度は別の部分に新たな問題が発生しています。海老名JCTが“渋滞名所”の名を返上する日は来るのでしょうか。
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新東名延伸、東京側は茨の道? 開通で大混乱の可能性
新東名高速道路が2016年2月、愛知県内へ延伸。利便性が増しますが、問題は東京側です。未開通の御殿場JCTから東には、「むしろ開通しないほうが……」とすら思える懸念があります。