旧ソ連軍の記事一覧
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21世紀に生き残った「巨大列車砲」の子孫 シベリア鉄道走る超重量列車は何を積んだ?
日本ではほとんどなじみのない「列車砲」なる兵器は、第2次世界大戦期、航空機の発達とともに世界中から姿を消しましたが、その子孫といえるものが21世紀のシベリア鉄道を走っていました。どんな兵器だったのでしょうか。
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性能良すぎて輸出禁止! 知名度皆無な冷戦期ソ連のSu-15戦闘機が関わった「事件」とは
東西冷戦期、日本周辺をよく飛んでいたミグ機に比べ、スホーイ機はあまり知られていなかったかもしれません。特にSu-15は高性能すぎて輸出禁止だったことも理由でしょう。一方で日本でもよく知られる、ある事件に関わっていました。
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英エンジン+独主翼=最強戦闘機MiG-15爆誕! 世界が震撼した「ミグショック」の顛末
最高のエンジンに最高の機体デザインを組み合わせたら最強戦闘機のできあがり、という、ウソのような本当のお話がありました。朝鮮戦争期、世界中を驚かせた「ミグショック」とその背景を解説します。
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目的はプロパガンダ! スターリンが作らせた巨人機「マクシム・ゴーリキー号」とは?
第2次世界大戦前夜、ソ連でエンジン8発の超巨大飛行機が造られました。わずか2機のみの製造でしたが、同国にとっては重要な役割を担っていたといいます。誕生の経緯と顛末について見ていきます。
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スターリンに嫌われた「スホーイ」…なぜ? 実は1度潰れていた東側戦闘機メーカーの雄
ロシアの航空機メーカーとして、旧ソ連時代からその名をとどろかせる「スホーイ」ですが、実は1度、歴史からその名を消しています。そしてそれは、いまなお同社内で尾を引くある問題の原因になりました。
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チョバムアーマーとは? 複合装甲とは? 機密のヴェールで覆われた「戦車装甲」の世界
「複合装甲」とは戦車などに使用される、複数の素材を組み合わせて防御力を高めた装甲のことです。一部は「チョバムアーマー」と呼ばれますが、ところで「チョバム」とはなんなのでしょうか。また、最新の複合装甲にも迫ります。
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ひどい欠陥機だったソ連のSu-27戦闘機「フランカー」 命がけの再設計
ソ連時代の戦闘機開発は、国営の設計局が担う国家プロジェクトですが、なにかと死が身近な同国でそのちゃぶ台をひっくり返すのは、並大抵の覚悟ではできないでしょう。しかしその命がけの再設計で、のちの大傑作機が生み出されました。
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「速さ」にステータス全振り ソ連MiG-25戦闘機の割り切り 函館にも来たスピードキング
「史上最速の戦闘機」の称号を半世紀にわたり保持するMiG-25は、それ以外をいろいろと割り切った戦闘機でもあります。技術的困難もかなりの力業で克服しました。何のためそこまで速さを追求し、なぜいまだ最速の座にあるのでしょうか。
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「ミグ」の名を世に知らしめたMiG-15戦闘機の「衝撃」 朝鮮戦争でF-86と激突
朝鮮戦争では史上初のジェット戦闘機同士による戦闘が発生、そこで実戦投入されたMiG-15戦闘機の性能にアメリカはじめ西側諸国は恐怖します。「ミグ」の名を世に知らしめた同機とライバル機F-86の激突は数百回に及びました。
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旧ソ連の秘密兵器「ロケット戦車」を知っているか?「未来の戦車」として誕生するが…
冷戦時代のソ連といえば秘密のベールに包まれた国で、噂のみ伝わっていた秘密兵器が数十年後、西側諸国にようやく明らかになることがままありました。「ロケット戦車」もそのひとつ。作られた背景には、当時のお国柄が透けて見えます。