関 賢太郎(航空軍事評論家)の記事一覧
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
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F-35「ビーストモード」は通常の4倍! 完全作戦能力獲得で見えてきたものとは?
「ビーストモード」という強烈なワードが、アニメやゲームだけでなく現行戦闘機に使用されました。空自も採用するF-35戦闘機の「ビーストモード」は、F-22との違いが如実に表れているといえるでしょう。
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F-15Eが完全無欠のワケ 不敗の空戦能力+先進の対地能力は22世紀の空も飛ぶ?
卓越した空戦能力に、先進の対地能力。約束された成功のもと誕生したF-15E「ストライクイーグル」はこの30年間、期待どおりの強さを発揮し、いまだ量産が続けられています。その「最強」たる理由の一端を解説します。
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米軍戦闘機「F-○○」の命名規則は? 数字が飛んだり飛ばなかったりするワケ
F-15やF-4など、米軍の戦闘機は「F-○○」あるいは「F/A-○○」という名前が付けられていますが、かと思えば13や19がなかったり、20代前半からいきなり35に飛んだり、100以上の数字も見られたりします。どういう規則なのでしょうか。
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空自、空中給油機を調達の背景 それでも足りない? 現代航空戦で見直されるその価値
航空自衛隊は2020年代に向け空中給油機の追加導入を決めていますが、しかしその数は圧倒的に足りません。このままではせっかく導入したF-35も宝の持ち腐れに。そこには、現代の航空戦のありかたが色濃く表れています。
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『トップガン2』主役機か? F/A-18E/F「スーパーホーネット」がある意味最強のワケ
映画『トップガン2』の主役機がF/A-18E/F「スーパーホーネット」になりそうだということで様々な意見が噴出していますが、でもご安心ください、同機はある意味で「最強」です。そう言えてしまう理由を解説します。
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陸自戦闘ヘリAH-1S、更新が捗らない理由 老朽化は深刻 お金の問題だけではない事情
陸上自衛隊の戦闘ヘリAH-1S「コブラ」の老朽化問題が深刻化しています。そこには、お金の問題だけではない、素直に新型へと更新できない事情がありました。
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戦闘機の「スーパークルーズ」ってなに? F-35はF-15より速いといえてしまう理由
戦闘機においてひと口に「超音速機」といっても、実は種類があります。その分類に従えば、たとえばF-15とF-35には実に大きな隔たりがあります。最高速度はF-15のほうが上ですが、それでも「F-35のほうが速い」といえる根拠はなんでしょうか。
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空自F-2後継機、メーカー名がたくさん挙がるワケ 戦闘機開発が進められる手順とは
空自F-2戦闘機の後継機開発をめぐる一連の報道に、国内外問わずたくさんのメーカーが名前を挙げられているのはなぜでしょうか。F-22を例に、戦闘機開発の流れの一端を解説します。
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空自F-2欠陥機論の顛末 大きく騒がれた主翼のヒビ、貧弱レーダーは結局どうなった?
空自F-2戦闘機は開発中、繰り返し何度も欠陥機であるという報道がなされましたが、実際に部隊配備がなされたのちは、そのような声もピタリと収まりました。あれほど騒がれた欠陥は、結局どうなったのでしょうか。
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日本本土初空襲はどこの国から? 「人道爆撃」を成功させたB-10
日本が被った「空襲」といえば、太平洋戦争中に実施された米国の苛烈な航空爆撃が連想されますが、本土を初めて空襲したのは、実は米国ではありません。2018年は、その「本土初空襲」から80年にあたります。