関 賢太郎(航空軍事評論家)の記事一覧
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
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F-16、いつまで生産? 工場変更、コストに見合わない引っ越しのワケ
F-16の生産ラインが、19機ぶんの受注を残し、これまでのフォートワース工場から別の工場へ移転するといいます。コストにはまるで見合わない引っ越しには、どのような意図があるのでしょうか。
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米B-1B「ランサー」が核攻撃不可なワケ 話題の戦略爆撃機、封印はロシアが保証?
昨今の朝鮮半島情勢に呼応し、アメリカ空軍のB-1B「ランサー」戦略爆撃機がなにかと話題に上っています。核搭載能力が取り沙汰されることもありますが、不可能であることはロシアが保証しています。どういうことでしょうか。
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非武装の戦闘機、なにに使う? サーブ「グリペン」新コンセプト「アグレッサー」とは
サーブが「グリペン・アグレッサー」コンセプトを発表しました。メーカー自らアグレッサー機をセールスすることは極めて珍しいことです。その意図は、どこにあるのでしょうか。その前に、そもそも「アグレッサー」とはなんなのでしょうか?
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米空軍次期練習機選定、ボーイングとKAIの「譲れない戦い」とは T-Xまもなく決着へ
米空軍の時期練習機選定がまもなく決着します。候補はふたつの陣営の機に絞られてきましたが、なかでも、ボーイングとKAIは互いに譲れない背景がありました。
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露ステルス機Su-57、開発遅延は「予定調和」? 現代戦闘機開発に共通の問題に直面か
ロシアのスホーイ社が開発中の戦闘機に、「Su-57」という名称が与えられました。スケジュールは遅れているようですが、そこにはF-35同様の、現代戦闘機開発における共通の理由があると見られます。
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F-35、10万飛行時間墜落ゼロのすごさとは 開発初期は落ちて普通? ほかの機の場合
F-35戦闘機が墜落のないまま10万飛行時間を突破しました。F-15はじめほかの戦闘機と比較すると、これがどれほど驚異的な記録であるのかが見えてきます。
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ホンダジェット、100年の道のりとは 宗一郎少年が見た夢からシェアトップ獲得まで
「ホンダジェット」が2017年上半期、VLJ市場シェアトップを獲得しました。本田宗一郎氏がホンダを創業して約70年、幼い日にアクロバット飛行を見てから100年目の出来事でした。これまでの苦難の道のりを振り返ります。
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ロシア茨道の垂直離着陸機開発へ 一度は実用化、なぜその後継機は生まれなかったのか
ロシアが新しい垂直離着陸戦闘機を開発するそうです。かつて旧ソ連で実用化していますが、いわゆる「ワケあり」だったため、その系譜はすぐ途絶えてしまいました。どのような経緯をたどったのでしょうか。
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F-15をロケットブースター化? 対弾道ミサイル、かつて検討されたとある有効活用案
初飛行から40年以上のF-15、有効活用する改修案は様々に提案されてきましたが、かつてミサイル発射時の「ロケット1段目化」するという案が検討されたことがありました。弾道ミサイルの脅威への備えとのことですが、どのようなものだったのでしょうか。
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米海軍の軽空母、なにをもって「軽」なのか 新型導入検討もサイズは実にアメリカン!
アメリカ海軍に新型空母の導入が検討されることになりました。現行の空母よりひと回り小さな軽空母とのことですが、はたから見れば実にアメリカンサイズな「軽」空母になる見込みです。