ミリタリーのニュース 記事一覧
-
ティーガーI戦車の源流か ドイツWW2初期の重装甲「軽」戦車 期待された役割とその顛末
第2次世界大戦期のドイツ戦車ティーガーIには、これを彷彿とさせる先行車両がありました。ただし武装は貧弱で、戦車の定義を問いただしたくなるようなものです。防御に振り切った軽戦車で、ドイツはなにをしようとしていたのでしょうか。
-
なぜ主砲が後ろ向き? 文字通り逆の発想なイギリス製対戦車自走砲が意外と使えたワケ
良い意味でも悪い意味でも、とび抜けた発想で知られるイギリス製兵器ですが、そのひとつに、主砲の向きを後ろにしてしまった対戦車自走砲があります。ところがこれが実に優秀な、まったくもって理にかなったものでした。
-
艦長より怖い海自の先任伍長って何者? 上官に意見できる例外的立場、その存在意義
海上自衛隊の護衛艦では、艦長を父親にたとえると「先任伍長」は母親になるそうです。この「先任伍長」、上官の命令を拒否することも可能な、自衛隊という組織においてはかなりユニークな存在です。もちろん、相応の理由があります。
-
空自「入間航空祭」の混雑を少しでも回避するには 分かれ目は「ブルーインパルス」!
航空自衛隊入間基地の航空祭は例年、大変な人出で賑わい、最寄りの鉄道駅も大いに混雑しますが、これを少しでも避ける方法を経験則から説明します。やはり「ブルーインパルス」を観るか観ないかで、だいぶお話は変わりました。
-
艦対空ミサイルなぜ垂直発射式が主流に?海自艦艇も続々、そのもっともな理由
機械のメカニカルな動きには目を奪われますが、兵器の世界では目で追える時点で無駄な動きになるかもしれません。たとえばミサイル発射装置、超音速で飛来する目標へ対応するため、コンマ1秒単位で時間短縮の努力が重ねられています。
-
韓国新型戦闘機KF-X、したたかな開発戦略と現状 空自F-2後継機の少し先でどうなった?
韓国が開発に取り組んでいる新型戦闘機KF-Xが、ようやく形になりそうな模様です。その紆余曲折の経緯は、他国との共同開発も視野に入った空自F-2後継機の今後にとって、いろいろな意味で参考になるかもしれません。
-
戦闘機はなぜ編隊で飛ぶの? 単独行動は原則ナシ、その歴史的経緯と現代における意義
航空自衛隊の戦闘機は原則、単独で飛行することはありませんが、これはなぜでしょうか。加えて、現代では密集して編隊飛行することに戦術的意義はないともいいます。そこには1930年代のドイツに始まる、歴史的背景がありました。