「日本一飛行機近い」はホント? 大変貌「福岡空港展望デッキ」どうなったか確かめる

空港に聞く 各所に凝らされた工夫とは

 同空港を運営する福岡国際空港によると、設計は、2020年1月に完了した国内線の再整備工事の一環で、2012(平成24)年から2014(平成26)年にかけて行ったとのこと。

 新デッキの3階は、再整備で新設されたレストランエリアとつなげることでエンターテインメント性をアップしたそうです。また利用者の要望を受けて、旧デッキではガラス張りのフェンスだったのをワイヤーフェンスに変えることで、写真撮影もしやすくしたといいます。

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福岡空港の展望デッキに隣接するビアガーデン(2020年10月、乗りものニュース編集部撮影)。

 また、1階バスラウンジ(制限エリア内)は待ち時間に、2階のフィットネスジムからはトレーニングしながら、それぞれ駐機している飛行機を真横から見られるレイアウトにしており、デッキ以外でも機体が見やすくなっています。

 展望デッキには685個のLEDが設置されており、夜は滑走路の航空灯とあわせて、イルミネーションスポットになるような工夫も。さらに4階にはデッキ隣接のビアガーデン(ビアマルシェ)「ソラガミエール」が設置されるなど「夜も楽しめる空港」へと変貌しています。

 なお10月19日(月)からは、展望デッキ4階にデッキ上を小さな滑走路に見立て、全長3.3mの巨大飛行機クッションを設置した「スカイプレイグラウンド」がオープンしており、これによりさらにパワーアップした施設となったそうです。

【了】

【写真】デッキと飛行機の距離 どれくらい?

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